スピノザ『エチカ』ラテン語・第II部
精神の本性および起源について
Part I of the Ethics by Baruch Spinoza
「スピノザの〈エチカ〉はモラル〔人間的道徳・倫理〕とは何の関係もな い。彼はひとつのエトロジー(=動物行動学:引用者註)として、いいかえ れば、そうした内在の平面の上でさまざまの速さと遅さ、さまざまの触発しまた触発される力がとげる構成の問題として、これをとらえているのである。だから こそ彼は真実叫びをあげて言うのだ。君たちは、良きにせよ悪しきにせよ、自分に何ができるか知ってはいない。君たちはひとつの身体、またひとつの心が、あ る出会いにおいて、ある組み合いにおいて、ある結びつきあいにおいて、何をなしうるかをあらかじめ知りはしない、と」(ドゥルーズ 1994:220)→(ドゥルーズ 2002)。
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PARS SECUNDA
DE NATURA ET ORIGINE MENTIS
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