「いのち=息」をすべての人間にもたらす大学と会社になれ!!!
On Changing our university atmosphere to Challenging campus!
もともとはギリシア語で書かれた新約聖
書からの引用であるが、こちらのほうはπνευμα(プネウマ)であろう。マタイ27章50節:「イエスはもう一度大声で叫んで、ついに息をひきとられ
た」。ヨハネ19章30節:「すると、イエスはそのぶどう酒を受けて、「すべ
てが終った」と言われ、首をたれて息をひきとられた」。ヨハネ30章22節:「そう言って、彼らに息を吹きかけて仰せになった、「聖霊を受けよ」。使徒行
伝17章25節:「また、何か不足でもしておるかのように、人の手によって仕えられる必要もない。神は、すべての人々に命と息と万物とを与え、……」。テ
サロニケ人第二2章8節:「その時になると、不法の者が現れる。この者を、主イエスは口の息をもって殺し、来臨の輝きによって滅ぼすであろう」。使徒行伝
2章1-2節:「五旬節の日がきて、みんなの者が一緒に集まっていると、突然、激しい風が吹いてきたような音が天から起ってきて、一同がすわっていた家
いっぱいに響きわたった」。 大阪大学とダイキンとのコラボ研究なので、この研究は大阪大学にもダイキンという会社にも文字通り福音をもたらすプロジェクトであると私たち(=池田・ 松浦・宮本)は信じている。しかし、私(=池田)のいう、息をもたらす命をもたらす会社になろう、という提案には未だ疑心暗鬼で見られている状況が偽らざ るところであろう。だが、希望はまだある。ダイキンの関係者ある准教授は、池田が「モンゴルでは馬に乗ると風を切るんです。日本ではそれはできぬ」という 言葉に大きく感動してくださった。したがって、まだ、ダイキンの側にも、私を言うことを聞く耳はまだあるらしい。そして、それはとても良いことであると考 えている。エアコンディショニング(空気調整)は、ライフコンディショニング(命の息吹の調整)である。エゼキエル37章のように、ダイキンは、その製品 の通風口か ら「息(ルーアハ)を吹きかけることで、言語や文化の違いを超えて、人間を普遍的で生き生きとした人間に甦えらせる」という会社の使命をもっているのであ る。短い研究期間であったが、このような視点に我々はようやく到達したのである。 詳細情報はこちら!!! |
●以上の報告をもって、シリーズ「「空気と空間づくり」から考えるイノベーション・キャンパ
スの実現」を終える。
謝辞:手島勲矢・COデザインセンター招へい教授(2021年5月3日)