批判的医療人類学
Critical Medical Anthropology, CMA 2003
2002-2003年度授業ポータル:医療文化論
授業の具体的な内容は下記のとおり
[授業形態]演習
[授業目標]
批判的医療人類学の概念、他の批判科学との位置づけ、独自の方法論について理解する。
[授業の内容]
文化現象としての病いと健康を人類学の方法論を通して考察する医療人類学の分野の中でも、その「保健=健康の政治経済学 Political Economy of Health」版とも言える、批判的医療人類学(Critical Medical Anthropology, CMA)について、2冊のテキストの検討を通して学ぶ。1冊はCMAの総説であり、他の1冊は北東ブラジルの女性と子供が日々直面する栄養不良と暴力に焦点をあてた民族誌である。
[キーワード]
批判理論、医療人類学、暴力、世界システム、ブラジル
[テキスト]
[日本語の参考文献]
A・マッケロイとP・タウンゼント『医療人類学』丸井英二監訳、大修館書店、1995[原著1989]年。
L・ロマヌッチ=ロス他編『医療の人類学』波平恵美子監訳、海鳴社、1989[原著1983]年。
G・フォスターとB・アンダーソン『医療人類学』中川米造監訳、リブロポート、1987[原著1978]年。
G・ローゼン『公衆衛生の歴史』小栗史朗訳、東京:第一出版、1974年
L・ドイアル『健康と医療の経済学』青木郁夫訳、京都:法律文化社、1990年
[評価方法]平常点
[履修上の指導]クレジット
[科目分類]地域科学専攻(文化表象学分野) [時間割コード]■ [授業科目]医療文化論 [科目コード]■ [授業題目]批判的医療人類学 [担当教官]池田光穂 [開講年次]大学院・1年 [学期]前期 [曜日]月 [時限]5 [選択/必修]選択必修 [単位数]2
Copyright Mitzubishi Chimbao Tzai, 2001
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