本音トークでも禁じ手あり:楽しいコミュニケーションデザイン入門
Welcome to my class, Building a Joyful Classroom, Four strategies base on Education in Comunication-Design
みなさん自身が演技をする必要はありませんが、本音トークでも禁じ手があるというお話です。
トラブってない職場の上司と部下、同じ学閥内の先輩と後輩、研究チームの同僚などで、比較的腹蔵なく話せる組織で、仕事や情熱を削ぐような発 言、自分が無気力であることの発言、そこにいない第三者に対してそれほど証拠の無いネガティブな評価(いわゆる悪口)など、その場の価値観をその対話者と 共有していたとしても、慎重さが肝心です。あまりに気安く話すのは慎重に。口が硬いことと、寡黙はちがいますし、また、他者がいないところで陰口をたたく 人は、別のところで、自分のことを、その人に言われているのではないかと気になります。
また、情熱がないことを言い過ぎると、その人は、自分に対してもお義理で話しているのではないかと勘ぐりたくなることがあります。また聞いてい て、楽しいものではありません——もちろん悩み相談ならば、自分状況を客観的に相手に伝えるために、不在の第三者には悪口や陰口などは禁じ手です。共感を 押し付けてはいけませんし、共感があるから、理解にむすびつくという発想の短絡的です。だいたい、情熱のない暗い話しをきいても、仮に自分に利害関係がな ければ、そんな話しを聞いて面白い人がいるでしょうか? そんな人は、君からかい離、つまり君から離れてゆくでしょうし、また、君もそんな人を回避するよ うになるでしょう。
対話がつづくのは、相手と話していて、1)面白い、2)役にたつ、3)気 分が晴れる、4)目から鱗、などポジティブな要因が1つ以上含まれてい るからです。情熱を削ぐような話しは、それらの利点をより多く削いでしまうのです。人に好かれる必要はありません。でも、あの人と話してい ると、対話が途 切れないというのは、対話の中に、かならず作法があるからです。腹蔵なく話せるということと、ガチで真実をなんでも言っていいというわけではありません。 そもそも、あなた自身が自分を他者に表象するのに、自分自身を裏切っている可能性だってあります。対話の相手は、君のことを散漫に聞いているようでも、 しっかりその真意を捉まえているかもしれませんよ。
まとめましょう。君自身がよき話し相手を選ぶ基準になりますが、同時にコミュニケーションは双方向的ですから君が、会話のなかで目指すのは、お
そらく次の項目(現在は4項目)でしょう!
ネオ宣長と垂水源之介
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クレジット:池田光穂「本音トークでも禁じ手あり:楽しいコミュニケーションデザイン入門」
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message.
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Wittgenstein's phrase, "I should not like my writing to spare
other people the trouble of thinking. But, if possible, to stimulate
someone to thoughts of his own," - Ludwig Wittgenstein