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我々は何をなすべきか

What and How Shoud Do In Coping With Aged Society? and/or The Future of Hyper-Aged Society

池田光穂

EPA研究の時系列

•1)EPAをめぐる外国人材の受け入れの政府決定 (歴史的文脈)
•2)EPA派遣人材をめぐる研修/資格試験/方向性に関する現実的問題(社会的文脈)
•3)EPA派遣者への具体的支援(実践的文脈)
•4)上述の社会現象に関する状況分析
•5)上述の現象への政治的介入

移民研究

•歴史的アプローチ
•制度社会学的アプローチ
•経済的アプローチ(人口論を含む)
•個別アプローチ(民族誌、社会言語学、ジェンダー論)

ジェンダー問題

•国境を越えた「感情労働」論 (“emotional labor” in transnational context)
•ホックシールドの感情労働論は、ゴッフマンとマルクスの議論の統合。成功した面と不完全な面を自覚しない「感情」のみに焦点化した議論はナンセンス
•搾取労働論(ルクセンブルグ)の導入が必要かもしれない。

言語問題

•理論的/応用的関心
•現実的問題
•言語使用における「社会差別」論
•実践的介入は、すべてのテーマに関して、顕著な問題解決には貢献していない

人口問題

•population: 個体数、頭数、生物学的、統計的現象
•demography: demos=群衆・民、-graphy=記述、政治経済的、政治社会的現象

アジア人口問題テーゼ

•アジアの経済成長は人口ボーナスによる可能性が高 い。
•アジアの人口構造が変化し、それを「放置」しておくと、同地域における経済問題を鈍化させ、今後、同地域における社会に大きな問題となる。
•小峰隆夫+日本経済研究センター編『超長期予測老いるアジア』日経新聞社、2007年

人口問題と技術刷新

•人口トレンドは比較的予測しやすい
•予測し難いのは技術イノベーション(IT・エネルギー)と政治変動要因(冷戦構造、テロリズム、虐殺)
•人口ボーナス<v.s.>人口オーナス
•日本は1950-70s=bonus, 95-=onus
•アジア65-70=beginning bonus, 2K-=onus

人口増加と高齢化

●クレジット:池田光穂「我々は何をなすべきか」奥島科研・研究会、奥島科研・研究会、天理大学・研究棟3階・共同研究室

リンク

文献

その他の情報

・「なにをなすべきか?」の前に自覚しなければならないことは「自分が何をしたいのか」そして「自分には何をできるのかである」(中田考 2019)


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