世界を再起動できるってどうよ?
Do you believe if we are
able to reboot world, not your kinkiy boots?
ドン・タプスコットとアントニー・ウィリアムズ『マ クロウィキノミクス : フラット化・オープン化・ネットワーク化する社会をいかに生きるか』の冒頭の章は「世界中の厄介な問題は再起動できる」という文言からはじまるが、本当に そうか?
そもそも、再起動って単体のスタンドアローンのコンピュータの比喩、それが、どこまでが、境界かどうかわからない世界を再起動するってのは、あまりにもアホすぎないか?
これは、まさにイノベーションの多幸感にひたりすぎではないか?
ポピュリストによるある種の世界秩序の変革(例、中国の習近平体制や米国のトランプ政権後の世界)以降、ネットにおける人民の情報発信力や、NPO(例:SOS Méditerranée)の世界調整力が強化されたとは容易には信じがたい状況は今でも続いている。
修理や修繕ではなく、刷新や転換が大事?ご説ごもっともではあるが、本当に僕たちはそれにみあう確実な代替案がそこにあるという実感は希薄である。
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