生態学と観光
Natural Resource manegement and Tourism
・観光開発に関しては、公的機関とその政策(国立公園局、環境維持と開発政策)は重要な局面に直面する。開発と環境維持が、基本的に相反するためである。・環境に与える破壊の度合いは、環境収容力、ダメージの量と頻度、ダメージの性質などによって決定されるので、環境の維持管理(manegement)もそこから立案されるべきことは明らか。
・相異なる維持管理を論じた二文献、Sax, Mountains without Handrails(1980); Chase, Playing God in Yellowstone(1986)。
・観光の維持管理文献(p.31)。米国森林局の維持管理の文献(p.32)。また維持管理よりも積極的に構築的アプローチ――自然環境の消費ではなく育成や拡張――もある。その例として、Wisconsin Department of Natural Resourses, Watchable Wildlife(1988)などがある。
・維持管理や管理技術の発展は、予算やそれらが容認されるような期待に依存する。その代表が費用−便益分析という方法で、いくつかの関連文献がある(p.32)。
【文献】
Farrell, Bryan and Dean Runyan, 1991, Ecology and Tourism, Annals of Tourism Research 18:26-40.
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