コロナ時代のグローバル政治
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●さまざまなシナリオ
1)コロナ以前からの世界的トレンドが加速し、新しい世界秩序(ニューノーマル)が到来する
2)コロナの鎮静化に伴い、以前の日常が戻ってくる
3)それのハイブリッド
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●統治政策上のポイント
1)感染防止により人命を守る(ないしは、その姿勢を国民に打ち出す)
2)感染防止策において経済的打撃を受ける脆弱・貧困層への救済政策。特に食糧の安全保障
3)雇用の維持のための、金融政策や金融システム改革、および財政政策。
具体的には、政策金利の引き下げ。ただし、通貨下落を経験している国では金利引き下げの効果は期待できず、むしろ、インフレ圧力が高まるので、量的緩和や、為替市場への介入(=非伝統的方法)
※ラテンアメリカの銀行の特徴:リスクの低い国債の保有率をあげつつ、非金融民間部門への貸付を減少して、財政体質の健全化と、資本比率を維持する(リスク回避)。
●統治能力は低いが支持率は維持
ブラジルのボルソナーロ大統領、米国のトランプ大統領、日本の元安倍首相は、コロナ禍においても、統治能力は低いが支持率は維持できた典型。
●保健政策における世界標準から外れると、国内外で政治混乱が生じる可能性がある
●インフラ整備は今後も堅調
●景気浮揚のための金利の低下傾向
従来のアセットヘビーで(高金利で参入が難しく寡占状態の)ビジネスが金利低下で競争が激化する(村田 2020:12)
●発言の引用
「緊急事態宣言が解除されたことで、7~9月は急激に回復した。Go Toキャンペーンの効果で、宿泊施設や飲食店などの稼働率は上がってきているが、元の水準には戻っておらず、再び感染が拡大する中でまた厳しくなる可能性がある。“ウィズコロナ”による需要の変化に対応できたところと、対応できなかったところで大きな差が出てくる」日本総合研究所 成瀬道紀 副主任研究員)
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