コロナとビジネスイノベーション

Business innovation under the COVID-19 pandemic

池田光穂

ワールドエコノミックフォーラム(WEF)のCOVID-19と金融マーケットの関係のダイナミックマップ(2020年9月当時)

第X回 《コロナ禍におけるフィンテックの役割について》(→「フィンテック・イノベーション入門」「フィンテツク」「ビジネスイノベーショ ン:製造業編」)

第X回 《地域再生、まちおこし、むらおこし、地域おこしをどう考えるのか?》(→「まちおこし、むらおこし、地域おこし」)

第X回 《コロナ時代における健康》あるいは《健康とコロナビジネス》

第X回 《ビジネスと遠隔教育》(→「コロナ禍における大学が真にオープン になるために:遠隔教育導入後の大学の変貌」「オープン・イノベーション」)

ウェブと対面の授業の利点と欠点を述べ合うと、対面 原理派の教員は「ヴァーチャルではできないものがある/身体コミュニケーションは重要だ」と繰言のように述べるだけで、何がどのように優れているのか/ 劣っているのかを言語化、理論化できない。これは実習を対面でおこなうべきという実習原理派の連中と類似で、もともと、文科省や免許のためにコマ時間数が 決められているものを、杓子定規にしなければ気のすまない連中である。また「ディリケートとな話題を扱う場合、ウェブでの対話にはメリット、デメリットが ある」と対面派はいうが、授業を公共圏的に公的性格を持たせようとするときに、そのような「デリケート」なテーマを取り扱う正当性を根拠づけを先におこな うべきである。

他方、ヴァーチャル派の連中は、新奇性のみに飛びつき、現在どのようなことが起こっているのかを、十分に分析、言語化できずに、闇雲にヴァーチャルの利点だけを強調する。これも、ぶっ潰す相手を徹底的に分析しようとする気概が少ない。

ヴァーチャルでは、参加度が高く、また、宿題などの課題にもより取り組む姿勢が観察される。

国際間でのヴァーチャル授業では、時差の調整が難しい(→オンデマンドも考えるべき)。

ズーム疲れ、は一般的に観察されるが、それに対するケアは、個別カウンセリングがよいのか、集合的なケアがいいのかが不明。

ヴァーチャルは、学生以外の人が自由に参加できる可能性があり、大学の授業がより開かれたものになる(→「コレージュドフランス」の授業がウェブで万人に開かれる)

学生は事前にしっかり講義動画を見ているので、当日は講義をせずにすぐにディスカッションに入ってもよい。

顔出しをしなくてもよい、という風にすると学生はリラックスできたよう。

発言のときは顔出ししてもらう。

ウェブでも受講者が少ないと「プラベートレッスン」的な授業も可能になる。先生が今までないくらい身近に感じることができたと学生に言われたことはとてもうれしかった。

ブレンド授業の方法をより洗練させるべきだ。

図は、猿レベルのNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発 機構)『オープン・イノベーション白書(概略版)』初版からの引用だが、このそれぞれの球(particles)を学生だと考えたまえ「オープン・イノベーション

第X回 COVID-19's Impact on Financial Market「フィンテツク

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