かならず読んでください

ゆきゆきてベトコン!*

Charlie ?!, the name is a kind of Vietnamese Rose!

あるいは、「戦争表象論

あるいは、池田光穂



「ゆきゆきてベトコン!」用テーマ別

読書カタログ

回数、日程 テーマ 内容・とりあげる作品
ベトナムの表象とはなにか? トリン・ミン・ハ『姓はヴェト、名はナム』

マーティン・スコセッシ『タクシードライバー』

マイケル・チミノ『ディアハンター』

『ランボー』

大友克洋『気分はもう戦争』

樹村みのり「星に住む人びと」『星に住む人びと』 秋田書店 ボニータコミックス > 1982年10月10日発行

筒井康隆『ベトナム観光公社』

澤田教一・酒井淑夫『戦場——二人のピュリツァー賞カメラマン』共同通信社、2002年

武田徹「第2章 ベトナム戦争の報道」『戦争報道』ちくま新書、pp.73-144, 東京;筑摩書房、2003年

ベトナム戦争クロニクル 生井英考『ジャングルクルーズにうってつけの日』ちくま文庫、1993年[★原著は1987年を増補したもの。この本は私のベトナム戦争への関心を確固としたものとし、{医療人類学を専攻する}私の研究 そのものにもさまざまな影響を与えた本でした]

朴根好「ヴェトナム戦争と「東アジアの奇跡」」山之内靖・酒井直樹編『総力戦体制からグ ローバリゼーションへ』所収、Pp.80-120、東京:平凡社、2003年。

国民解放の思想 ファノン『地に呪われた者』

チャールズ・フェン『ホー・チ・ミン伝(上・下)』(岩波新書) 陸井三郎訳、岩波書店

植民地暴力 コンラッド『闇の奥』

コッポラ、F.F.監督『地獄の黙示録』

◆『地獄の黙示録』(仮 想授業用シラバス)

キャサリン・ベステマン編『暴力論集(Violence, A Reader)』[リンク

「残虐な『日本』兵」の表象 ヴァン・デル・ポスト『影の獄にて』 思索社(→大島渚監督『戦場のメリークリスマス』)[影の獄他のヴァン・デル・ポスト評は、山口昌男(「本の神話学」?)にある]

J・G・バラード(Ballard, James. Graham., 1930-)『太陽の帝国』高橋和久訳、東京:国書刊行会。(→スピルバーグ監督『太陽の帝国』)[→Guardian Unlimited によるバラードの紹介はこち ら

戦争の記憶 原一男『ゆきゆきて神軍』

山田洋次監督 『馬鹿がタンクでやってくる』

天皇のポートレイト、あるいは御真影の威光 若桑みどり『皇后の肖像』筑摩書房

原武史『可視化された帝国』みすず書房

田中丸勝彦『さまよえる英霊たち』柏書房

————

筒井康隆『ベトナム観光公社』

核戦争の脅威 ディビッド・ハルバースタム(Halberstam, David)『ベスト&ブライテスト(上・中・下)』浅野輔訳、朝日文庫、東京:朝日新聞社、1999年[原著は定冠詞がついてThe Best and the Brightest で、1972年に出版されています]

マクナマラ、R.S.『マクナマラ回顧録 : ベトナムの悲劇と教訓』仲晃訳、

東京 共同通信社、1997年

◆ ロバート・ストレンジ・マクナ マラ

べ平連 ヘイブ ンズ、トーマス R.H.『海の向こうの火事 : ベトナム戦争と日本1965-1975』 吉川勇一訳、東京:筑摩書房、1990年

鶴見良行『べ平連』(鶴見良行著作集2)東京 : みすず書房、2002年

小熊英二「第16章 死者の越境」(鶴見俊輔と小田実、と吉川勇一[少しだけ]について の記述があります)『<民主>と<愛国>』Pp.717-792、東京:新曜社

10 全共闘 全共闘白書編集委員会編『全共闘』東京 : 新潮社、1994年
11 「優しい侵略」:右翼の修辞学 小林よしのり『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL台湾論』小学館、2000年

東アジア文史哲ネットワーク編『<小林よしのり『台湾論』>を超えて』作品社、2001 年

矢内原忠雄『帝国主義下の台湾』岩波書店、1988年(オリジナルは1929年)

12 兵士の実践共同体 チェ・ゲバラ『ゲリラ戦争』

毛沢東『実践論』

◆ 実践共同体とは何か ◆  低強度紛争:対ゲリラ戦略

『マッシュ』

『フルメタル・ジャケット』『ブラック・ホーク・ダウン』

◆ マクドナルド化する社会

13 水俣からみるベトナム戦争 環境汚染:枯葉剤(→残留DDT、ダイオキシン)

人災・過失:カネミ油症

レイチェル・カーソン『沈黙の春』青樹簗一訳、新潮文庫、東京:新潮社、2001年

岡村昭彦,1972「ベトナム戦争と水俣病——「新」植民地主義者の二つの顔」『国労文 化』7号、ページ不詳。(→この文章は岡村昭彦集(筑摩書房)には収載されていません)

社会問題をどのように表象するか?

石牟礼道子、森崎和江、姜信子

14 総合討論 総合討論
15 試験 筆記試験


草思社の本(ベトナム関係)

年月日 テーマ 授業内容
2003年4月18日 はじめの授業 この授業の目的、学習目標、全体の紹介
4月25日 図書を探す 必要な文献を探す
5月2日 図書の紹介
5月9日 読書報告会
5月10日 読書報告会
5月16日 読書報告会
5月23日 読書報告会
5月30日 読書報告会
6月6日 読書報告会
6月13日 読書報告会
6月20日 読書報告会
6月27日 読書報告会
7月4日

7月11日

ベトナム戦争から何を学ぶのか?
7月18日 まとめ まとめの授業です

私たちはこんな本を探してきました

2003年5月2日


小倉貞男『ベトナム戦争全史』 『我々はなぜ戦争をしてきたのか』
『ベトナム秘密報告』

小倉貞男『ベトナム戦争全史』
『地球の歩き方——ベトナム』

陸井三郎『インドシナ戦争』
本多勝一『ベトナム戦争』

谷川栄彦『ベトナム戦争の起源』1971
本多勝一『戦場の村』

井川『このインドシナ』1980
陸井三郎編訳『ベトナム帰還兵の証言』

坪井善明『ベトナム:豊かさへの夜明け』
福浦 竹内正右『モンの悲劇』 『世界の教科書:ベトナム』

Copyright Mitzubishi Chimbao Tzai, 2003

池田蛙  授業蛙  電脳蛙  医療人類学蛙