近代医学/現代医療
moden medicine
解説
近代医療、あるいは現代医療とは、科学的認識と手法にもとづいて実行される認知とその実践(=医療)のこと。科学的認知と手法には、合理的認識論、特定病因論、人道主義など が含まれると言われている。
近代医療の近代性がより強調されると生物医療(biomedicine)=バイオメディシンと表現されることが多い。
Merriam-Websterの辞書によると Biomedicineの初出は、1947年:“medicine based on the application of the principles of the natural sciences and especially biology and biochemistry”
ちなみにfolk medicine の初出は1878年、medicine man (=shaman)は1801年、modernの初出はぐっと古くなり1585年である。
medicine show には“a traveling show using entertainers to attract a crowd among which remedies or nostrums are sold ”が見える。
すなわち近代医療・近代医学・モダンメディシンの起源にはおよそ四百年ぐらいのひろがりがあり、具体的にどの時点(例えばX年から)近代医療がはじまると正確に指摘することは不可能である(=もし、そう主張するものがいればその者はホラ吹き=香具師である)。
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