Muchas Gracias! 感謝のコーナー Thanks a lot!
このコーナーは、池田光穂ならびに私の属する研究室に寄贈された書籍・報告書・論文別刷・CD-ROM資料などをアップすることで、感謝の意を表明し、またコメント等を掲載することで、執筆・制作者の方々の努力にお応えするものです。讃美・罵倒などコメントは、あくまでも受け取った池田の責任において情報発信するもので、コメントされた、それらの著作物等の販売促進や名声の向上(あるいはその逆の社会効果)を目的とするものではありません。
書籍・報告書・論文関係
ロバート・B・レフラー『日本の医療と法』長澤道行訳、勁草書房
長澤さん、どうも、ありがとうございました!!
小松和彦・関一敏編『新しい民俗学へ』せりか書房
関さん、どうも、ありがとうございました!!
菅原和孝『感情の猿人』弘文堂
菅原さん、ありがとうございました!!
河合利光編著『オセアニアの現在』人文書院
たまたまサーリンズの『石器時代の経済学』の「贈与の霊」を感動して読んだところだったので、こちらの本の超古典的なスタイルに逆に感動しました。持続と変容ですか? 持続と切断のほうがよかったかも? 科研の出版助成で2000円台というのも驚異的です(202.03.26)。
波平恵美子編『文化人類学[カレッジ版]第2版』医学書院、2002年
合掌 浜本まり子様(2002.03.19)。
福田淳・佐藤宏道『脳と視覚』共立出版、2002年
大学院時代の畏友・佐藤宏道教授よりいただきました。おとろしいことに、もと中川八郎先生のところで少しだ草鞋を脱いでいた時のこと思い出されます。福田先生とも、中之島時代の土曜日のゼミでの知性的なお姿がご本のなかに横溢しており、しばしの感涙でございました(いやホンマ)(2002.03.19)。
大塚和夫『いまを生きる人類学:グローバル化の逆説とイスラーム世界』中央公論新社、2002年
現在のイスラームの人類学研究の第一人者の大塚さんからご恵与いただきました。FGM関連の論文は拝見していたため、今回の収載は嬉しいかぎりです。ただし、グローバル化の「逆説」という言葉で、グローバル化(情報を含めた事物の流通による世界の縮減)が、グローバリズム(アメリカ的規範の世界的流通)への反発を生んだという説明を簡潔に要約してしまうことは、中東・イスラーム世界がおしなべて反米の機軸になっている印象を植えかねないのではないだろうか。しかしながら逆に本書がそういった流れに抗した人類学的思考の重要性を説いているものであるうえに、この誤読される可能性のある副タイトルの文言は致命的である(2002.02.02)。
小川眞理子『フェミニズムと科学』岩波書店、2001年
バルマー−トーマス、V.『ラテンアメリカ経済史』名古屋大学出版会、2001年
Fountain, Jane E., Buliding the Virtual State: Information technology and instituional change. Washington, D.C. Brooking Institution Press. 2001.
ITDS: International Trade Data System
キングドン−ウォード(Kingdon-Ward, Frank: 1885-1958)[1960]『植物巡礼』岩波文庫、1999年
キングドン−ウォード[1926]『ツアンポー峡谷の謎』岩波文庫、2000年