臨床コミュニケーション入門
2006年第2学期
Introduction to Human Care in Practice
第1学期=吹田キャンパス:人間科学部 21講義室
第2学期=豊中キャンパス:大学教育実践センター(「共通教育管理講義棟」) A302/303教室
□ キーワード:臨床コミュニケーション、ディスコミュニケーション、人間の相互理解、臨床知、実践知、スキル学習
□ 講義目的
1. 臨床コミュニケーションという人間活動に関する基本的な考え方について理解する。
2. さまざまなタイプの臨床コミュニケーションがもつ可能性と限界について理解する。
3. 臨床コミュニケーションに関する「知」に基づいて、日常生活におけるさまざまなコミュニケーション不全(ディスコミュニケーション)を発見し、具体的な解決方法を見いだすことができる。
□ 講義内容
授業の前半は、臨床コミュニケーションに関する概略を学びます。毎回さまざまなタイプの臨床コミュニケーションについて特色を明らかにし、それらの可能性と限界について学習します。後半は、前半の授業で示された臨床コミュニケーションのタイプの中から、受講者の日常生活の中から身近な事例を採集し集積ものを、いくつかのカテゴリーにわけ分類します。そして、いくつかの判断基準にもとづいて典型的な事例をグループディスカッション形式で検討した上で、発表会をおこないます。事例の収集に関する技法の他に、分析手法や研究調査の倫理などについても同時に学びます。
□ 授業評価
教科書
特に指定しませんが、必読文献はその受講者に配布します。
参考書
毎回の授業の中で指摘するほかに、ウェブページ等で提示します。
成績評価:平常点(80%)と筆記試験(20%)。
講義で学んだことを後半の実習に反映させるために特に出席点と授業に対する貢献度(質問やコメントを積極的におこなう)を重視します。
授業評価シート【見本】授業評価シート
関連授業: 現場力とコミュニケーション
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