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グローバル共生社会論(2009年)

Introduction to Theory of Global Coexistence, 2009

池田光穂ほか

授業資料:グローバル共生社会論(大阪大学大学院コミュニケーションデザイン科目2009)

教科書:日韓共同編集『グローバル化時代をいかに生きるか:国際理解のためのレッスン』平凡社、2008年

コメント:節以下の項目番号は池田光穂が付けたものである。項目の後の3桁の数字はページ数をあらわす。

1.生き生きと動く文化 012


 1.1.文化のグローバル化 014
  1.1.0.[無題] 014
  1.1.1.ソウルのミョンドン(明洞)で見た文化の変化 015
  1.1.2.「100%の韓国人」は存在するか 016
  1.1.3.世界の文化は少しずつ似てきているか 018
 

1.2.文化の違いと偏見 021
  1.2.0.[無題] 021
  1.2.1.文化とは何か 022
  1.2.2.文化の違いを知る 025
  1.2.3.自文化を離れて見る 027
  1.2.4.見知らぬ文化との接触 029
  1.2.5.異文化に対する偏見 032
 

1.3.グローバル化のなかの伝統文化
  1.3.0.[無題] 038
  1.3.1.韓流ブームを再考する 039
  1.3.2.文化産業と韓国文化 039
  1.3.3.シンドプリ(身土不二):韓国の伝統文化と民族的アイデンティティ 040
  1.3.4.伝統文化はどのように変化しているか 043

2.東洋と西洋の出会いとグローバル化 046
 

2.1.東洋と西洋はどこにあるか 048
  2.1.0.[無題] 048
  2.1.1.アフリカのジャングル王・ターザン 049
  2.1.2.西洋とイスラム 050
  2.1.3.西部劇のなかのインディアン 053
  2.1.4.なぜ東洋は東洋なのか 055
  2.1.5.西洋人の中国理解 056
 

2.2.世界は互いに結ばれて今日に至った 059
   2.2.0.[無題] 059
  2.2.1.私たちの周りにあるものはどこから来たのだろうか 060
  2.2.2.アメリカ先住民の生活変化 061
  2.2.3.細菌と病気のグローバル化 064
  2.2.4.ヨーロッパの膨張に伴う生態系の変化 068
  2.2.5.イギリス人の飲茶の習慣は何をもたらしたか 071
 

2.3.グローバル化の影 075
  2.3.0.[無題] 075
  2.3.1.モノカルチャーとグローバル化 076
  2.3.2.産業革命、グローバル化、奴隷制度 078
  2.3.3.なぜヨーロッパだけに産業革命は起きたか 080

3.差別のない社会に向けて 084
 

3.1.人種と階級差別 086
  3.1.0.[無題]086
  3.1.1.ロス暴動と在米韓国人 086
  3.1.2.人種にはどのような社会的意味があるのか 089
  3.1.3.マイノリティとは誰のことか 091
  3.1.4.外国人労働者の人権 094
 

3.2.性差別 097
  3.2.0.[無題] 097
  3.2.1.インドの持参金にみる女性の地位 097
  3.2.2.女性の体に加えられる暴力 100
  3.2.3.ジェンダーと性差別 103
 

3.3.難民の人権 106
  3.3.0.[無題] 106
  3.3.1.難民問題と国際社会 107
  3.3.2.中国の「脱北者」問題 109
  3.3.3.難民問題と韓国の難民政策 111

4.平和への道 114
 

4.1.私たちのなかの暴力文化 116
  4.1.0.[無題] 116
  4.1.1.暴力の経験と暴力文化 117
  4.1.2.他の社会では葛藤をどのように解決しているのか 120
  4.1.3.平和を破壊する差別 122
  4.1.4.寛容 125
 

4.2.戦争と構造的暴力 127
  4.2.0.[無題] 127
  4.2.1.人類の歴史と戦争という暴力 128
  4.2.2.構造的暴力と社会問題 130
  4.2.3.人種主義と人種差別政策 134
 

4.3.平和文化の創造 137
  4.3.1.平和を説く名言 137
  4.3.2.平和の文化 038
  4.3.3.平和をつくる人びと 142
  4.3.4.国連と国際機構による平和運動 145
  4.3.5.マスメディアと平和運動 146
  4.3.6.話し合いとコミュニケーションの技術、そして平和 149

5.食文化と持続可能な発展 152
 

5.1.ハンバーガーと消えゆく森 154
  5.1.0.[無題] 154
  5.1.1.食生活の変化 155
  5.1.2.牛を食べることを禁じる社会 158
  5.1.3.マクドナルド化する社会 159
  5.1.4.スローフード 160
  5.1.5.肉食の増加と地球環境 162
 

5.2.スーパーマーケット—近代的な食のシステムと商品化 164
  5.2.0.[無題] 164
  5.2.1.スーパーマーケットは社会はどのように変えたか 165
  5.2.2.米と食文化 166
  5.2.3.母乳を追放した粉ミルク 170
  5.2.4.シンドプリ(身土不二)の食品・経済・生態
 

5.3.食糧不足をどうみるか 175
  5.3.0.[無題]
  5.3.1.全世界の飢餓人口 176
  5.3.2.米と食糧の輸入 179
  5.3.3.生態系の保護と安全な食品の提供 181

付録:文化の多様性にかんするユネスコ世界宣言(2001年11月2日パリ) 184


【コラム索引】



・アフリカのポピュラー・ミュージック 019
・さまざまな文化の定義 022
・文化の属性 023
・文化の違いとは 026
・身体接触をどう見るか 029
・プライバシーの差 028
・文化相対主義とは 030
・不可解な『ハムレット』 031
・文化相対主義の誤解と乱用 034
・文化商品の移動自由化への抵抗 040
・伝統の創出 041
・2002年秋、韓国の伝統的婚礼 043
・「オリエンタリズム」と「内なるオリエンタリズム」 051
・インディアンの視点を入れた西部劇映画 054
・アジアの内なるオリエンタリズム 055
・映画『北京の55日』 057
・ジャガイモ、トウモロコシ、サツマイモの原産地はアメリカ 060
・馬の導入による生活変化 062
・ヨーロッパ人との接触と病気 066
・毛皮動物、バッファロー、リョコウバト 068
・茶、銀、アヘン 071
・地域的特化と国際的分業 077
・産業革命と奴隷 079
・なぜ中国では産業革命は起こらなかったか 080
・ロス暴動の原因 087
・社会的人種 090
・差別の社会化 092
・「肌色」という偏見 095
・インドの持参金制度 098
・インドのカースト制度 100
・世界各国における女性の「性的自決権」 101
・女性性(feminity)と男性性(masculinity) 103
・難民とは誰のことか 108
・脱北者と難民 110
・難民の流入と定着 111
・暴力に関するセビリア宣言 118
・韓国の男は荒れている? 118
・イヌイットの歌合戦 120
・気の荒いヤノマモ 121
・暴力を嫌うマレーシアのセマイ 121
・病院代が払えずに死んだ外国人労働者 123
・障害者差別撤廃の日 124
・トレランス 125
・平和の使節になった少女 130
・言葉づらだけの「マサラム」(平和に) 131
・大量虐殺・民族抹殺・民族浄化 134
・人種と純血 135
・「平和と文化と非暴力のための宣言2000」 139
・わたしの平和宣言 140
・ガンジーの非暴力不服従運動 142
・歴代ノーベル平和賞受賞者 144
・平和維持軍 147
・平和実現に向けた国連と国際機構の努力 148
・テレビ・映画の過度な暴力シーンが暴力を助長する 150
・国産牛と輸入牛 156
・肉と食糧問題 157
・マクドナルドと中国 159
・スローフード運動 161
・牛肉の生産がもたらす地球環境の破壊 162
・スーパーマーケットが生活を支配する 166
・近代的な食のシステムの登場 167
・子どもの健康を脅かす粉ミルク 170
・生産者の生活と消費者の生命 173
・1960年代以降の1人あたりの食糧生産 177
・誰が中国を養うのか 177
・韓国の食糧自給率と食糧輸入 180
・貧困の理論 182
・食糧と自足的な食のシステム 182

Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 2009