アルツハイマーの性差の問題
Sex on the brain
Sex on the brain: Unraveling the differences between women and men in neurodegenerative disease, Mike May. Nature Medicine, 22, 1370–1372, (2016), doi:10.1038/nm1216-1370
http://www.nature.com/nm/journal/v22/n12/full/nm1216-1370.html?WT.ec_id=JA-NM-201612
アルツハイマー病の性差の問題。エンドカナビノイド・ システムについてははじめて知りました。大麻作用の性差についても。海馬は男性よりも女性のほうがタフなのに、アルツハイマーの比率は高いというパラドッ クスは、内分泌や内カナビス系のシステムに関係しているんでしょうかね?最後のピンクとブルーの錠剤のコメントで締めるジョークは面白かった。日本の学者 やジャーナリストで、こんな洒脱な締めくくりのできる筆力のある人はいるだろうかね?
日本語版紹介サイトの紹介文
「NEWS FEATURE:脳に関する性差:
今年8月、米国アルツハイマー協会は、神経変性疾患に見られる男女差の要因を探る「アルツハイマー病における性とジェンダー」という220万ドルのグラン
トを9人の研究者に支給することを発表した。米国の500万人といわれるアルツハイマー病患者の3分の2は女性だが、これは当初、女性の方が平均寿命が長
いためだと説明されていた。だが、事態はもっと複雑であることが次第に明らかになってきたのである」
(承前)
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