イーロン・マスクとシンギュラリティ主義の精神
Elon Musk and The Spirit of Singularism
以下の記述はウィキペディア「イーロン・マスク(Elon Musk, 1971- )」ほかからの情報である。n.d.というのはウィキペディア(日本語)のいい加減な記述のせいで、俺のせいではない。
1971 6月28日 イギリス人とアメリカ人(ペンシルベニアダッチやミネソタ州出身の白人)をルーツに持つ南アフリカ人の技術者の父親とカナダ人の母親との間に南アフリカのプレトリアで生まれる
1981 コンピュータを買い、プログラミングを独学
1983 商業ソフトウェアであるBlasterを販売
1988 Pretoria Boys高校で大学入学資格を得た後、カナダへの移住までの5カ月間、地元のプレトリア大学に通い、物理学と工学を学ぶ
n.d. 兵役の忌避感情の吐露「兵役につくことは、それ自体私には問題はないが、南アフリカ軍で黒人を抑圧することに時間を費やすのは、あまりよい方法のようには思えなかった」
n.d アメリカ移住を希望:「アメリカは、すごい ことを可能にする国だ」Elon Musk, quoted in "Elon Musk Profiled: Bloomberg Risk Takers," www.bloomberg.com, August 3, 2013
1989 6月カナダ「サスカチュワンのスウィフトカレントにあるいとこの小麦農場で働き、穀物貯蔵所の清掃をしたり野菜畑で働いた」
n.d 「ブリティッシュコロンビアの製材所でのボイラーの清掃やチェーンソーで丸木を切る仕事などもしていた。その後、オンタリオ州へ引っ越して、クイーンズ大学に入学するまでの間、夏に銀行のコンピューター部門で働いたりもした」
n.d. 「アメリカ合衆国のペンシルベニア大学ウォートン・スクールへ進むための奨学金を受け、同校で経済学と物理学の学位を取得する。彼の後の言葉によると、 当時、彼は人類の進歩に貢献する分野は「インターネット(→PayPal)」「クリーン・エネルギー(→テスラ・モーターズ)」「宇宙(→スペースX)」 だと考えていた」“イーロン・マスク インタビュー「常に批判の声に耳を傾けよ」 - ログミー.
1995
「高エネルギー物理学を学ぶためスタンフォード大学
の大学院へ進むが、2日在籍しただけで退学し、弟のキンバル・マスク(英語版)とともに、オンラインコンテンツ出版ソフトを提供するZip2社を起業(→
コンパック社のAltaVista部門に3億7百万ドルで買収され、イーロンは2200万ドルを手に)」
1999 オンライン金融サービスと電子メールによる支払いサービスを行うX.com社の共同設立者
2000 X.com社はコンフィニティ社と合併
2001 PayPal社発足
2002 宇宙輸送を可能にするロケットを製造開発するスペースX社を起業し、CEOならびにCTOに就任
n.d. テスラ社に投資し、同社の最初のモデル「0001」を自ら所有する
2006 太陽光発電会社ソーラーシティ(英語版)を従兄弟であるリンドン・リーブ(英語版)と共同で立ち上げ同社の会長に就任
2008 テスラ社の会長兼CEOに就任
2011 東日本大震災の被災地の福島県相馬市に25万ドル、出力約20キロワット規模太陽光発電システムを寄贈した
2013 時速約800マイル(約1287キロ)の輸送機関ハイパーループ構想を明らかに
2014 訪日して安倍晋三首相と会談
2016 トンネル採掘会社であるボーリングカンパニー社を起業
2017 ドナルド・トランプ大統領のもとで、大統領戦略政策フォーラムのメンバーだったが、トランプがパリ協定離脱を表明したことに抗議し、6月に辞任した
2018 3月にはマスクの要請を受けてトランプは 中国に自動車輸入関税の引き下げと外資の単独出資を認めるよう要求し[12][13]、翌4月に中国もこれを受け入れたため[14]、6月にマスクはテス ラ初の海外工場「ドレッドノート」(ギガファクトリー3(英語版))を上海に建設することを発表した
2018 王立協会フェロー
● AI研究のイーロン・マスク
ヘンリー・キッシンジャーやスティーヴン・ホーキングらとならんで、イーロン・マスクはAI研究を「核兵器より危険」とまで主張していた(マーティン・フォード 2020:9)。
ホーキング2017年「われわれはランプの魔神ジー ニーを解き放ってしまいました。もはや後戻りはできません。AIの開発は進めてゆく必要がありますが、危険とまさに隣り合わせであることを心にとめておか なくてはなりません。わたしは、AIが完全に人間の代わりになるのではないかと恐れています。コンピューターウイルスを設計すれば、そのウイルスを複製す るAIをつくる人も出てくるでしょう。これは、人間よりも優れた新たな生活の枠組みになると思います」(ホーキング博士が遺したメッセージ:わたしはAIが「人間を超える」可能性を恐れている『WIRED』2018.04.09)
”The genie is out of the bottle. We need to move forward on artificial intelligence development but we also need to be mindful of its very real dangers. I fear that AI may replace humans altogether. If people design computer viruses, someone will design AI that replicates itself. This will be a new form of life that will outperform humans.” - On the potential perils of AI, WIRED.
ホーキングのAI=危険発言は、2014年12月のBBCの番組が嚆矢だという。
リンク
文献
その他の情報