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「どの社会でも成人は子供たちより優越している。そ
して、このことはまず説明を必要としないほど当然のことである。未開社会では老人が年下の成年男子より
も優越しているが、これもまったく同じ理由――より豊富な経験と知識の保有――によってのことである。……変化のない未開社会では、そんなことはまったく
ない。発展なり変化のない社会、とくに複雑な産業上の変化をこうむらない社会では、人間は年をとるほど生活について多くを知るようになる。与えられた環境
に適応し、その中で生活するという問題は、バンドのような社会ではどの時点でもそこに生きるすべての世代にとって同じである。あたかもそれは先祖にとって
同じだったのとまったく同様である。こうした社会は千年たってもおよそ変化しないでいるため、年長者はいかにすべきかをよく知っておりさらに年長者に敬意
を払い、とりわけその助言に従うことが有利となっている」エルマン・R・サーヴィス『狩猟民』(現代文化人類学2)蒲生正男訳、Pp.87-88、鹿島研
究所出版会、1972年。
【設問】
1.
2.
リンク
文献
出典:「嬰児殺しと棄老に関する考察ノー
ト」
Mitzub'ixi Quq Chi'j
Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099
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