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「令集解の古註によると、信濃国では夫が死ぬと妻を 殉死させたと載せてあるのを、粗忽の者は姥捨山の派生伝説位に考えているようであるが、これは決して左 様なものではなく、古く我が全国に渉って行われた殉死の弊風が、たまたま同国に残存したものと見るべきである。妾と馬とは殆ど世界を通じて殉死の先駆者で あるが、これに次いでは妻であった。しかも古代には老人を冷遇する習俗が濃く、殺老は左迄《さまで》に珍らしい事ではなかった。そしてこの老人を殺すこと が、食人の嗜好から出たものか、それとも食料の欠乏に由ることかは異説があるも、我国においても殺老から棄老となり、さらに隠居と云う制度を生むように なったことは、しばしば疑いのない事実と見て差支えないようである」――中山太郎「本朝変態葬礼史」『犯罪科学――異状風俗資料研究号』1931(昭和 6)年7月 http://www.aozora.gr.jp/cards/001420/card50271.html
【設問】
1.
2.
リンク
文献
出典:「嬰児殺しと棄老に関する考察ノー
ト」
Mitzub'ixi Quq Chi'j
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