1分間でフィールドワーク!
One minute fieldwork
昨年の地震(大阪府北部地震, 2018 Osaka earthquake) でできたクラック(割れ目)の工事。最初にクラックの上にシールドして注入腔を増設してから、粘度の低い接着剤=固定剤(樹脂系のセメント)を注射器で注 入する。注射器の両側にブルーのゴムが張ってあるがこれで、徐々に時間をかけて注入する。作業員の人がすごい厚着なので、びっくりしたが、これは、服の中 にエアーを送り込む、特殊な作業着※だった。なお粘度の低い樹脂系のセメントは「結構値段の高いもんで」と言うことだった。以上の話は、作業員の方の聞き 取り(インタビュー)提供なしには理解できなかった。クラック(割れ目)の工事の1分間でのフィールドワークでした!
さて、ここからは1分以上の資料収集になる。
クラックには2種類あり、「(i)収縮などによって生じた表面の細かいひびを収縮クラック(ヘアクラック)、(ii)設計や施工時の欠陥によって基礎の内部から生じたひびを構造クラック」というらしい(出典:https://chumon-jutaku.jp/words/ku/1010/)。
●服の中にエアーを送り込む、特殊な作業着
服の中にエアーを送り込む、特殊な作業着は、通販サイトなどにもよく売られている。私が、作業員の人に聞いた日はとても暑い日でこの日の予想最高気温は摂氏39度の日であった。
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