惹きつけられる眼差しについて

ウィキペディアの犯罪学= criminology（英 語）のこの中国の女性たちの写真の彼女たちの射るような眼差しに僕は惹かれます。不名誉なあるいは東洋の残酷な刑罰システム＝晒し台（pillory）を嘲笑するような西洋人のまな ざしは、社会の人がこれらの犯罪者（そもそもどのような罪で処罰されているのか情報がない）を軽蔑嘲笑したのとは異なる時空間の眼差しの交錯があります。 このような写真を見るべきではないという「倫理」の取り方もありますが、僕たちは、犯罪学というものの例示を嘲笑い批判するかのような彼女たちの眼差しに 永遠に惹きつけられるでしょう。Three women in the pillory, China, 1875

左右の端の女性の足元から彼女たちが少女期から纏足（てんそく：Foot binding）をされていたことがよくわかります。

リンク

• オリエンタリズム
• エドワード・サイード『オリエンタリ ズム』ノート
• マーカスとフィッシャー『文化批判としての人類学』ノート（英語版）
  
• 見ること・知ること・関わること
• 文化としてのイデオロギー論に関する対話
• 監視と処罰：監獄の誕生
• あなたには愛というものがわからない：バタイユ問題
  

文献

• " Anthropology as Cultural Critique: An Experimental moment in the Human Sciences.", G.E. Marcus and M.J. Fischer. Chicago: University of Chicago Press. 1986
  

その他