はじめによんでください

社会人類学あるいは文化人類学

Socio-Cultural Anthroplogy; A Graphic Guide 040

池田光穂

■  教科書(Cultural Anthropology Remix 協賛):今回の教科書は Merryl Wyn Davies が著者、Piero がイラストレーターによる、その名も『人類学を紹介する(Introducing Anthropology)』出版社は Icon Books, 2002 です。8年後に改定されて、Merryl Wyn Davies and PIERO, Introducing Anthropology: A Graphic Guide, Icon Books Ltd., 2010.となりました。いわゆる啓蒙のためのイラスト・ブックです。カルスタもとい、カ ルチュラル・スタディーズのものは日本語に翻訳されているのでな いだろうか。とってもおもしろい本です。文化人類学の現代の問題系 にまでしっかり踏み込んでい ますが、そのことを 明確するために、人類学の歴史的ルーツに遡り考察するという姿 勢が貫かれています。つまり、骨太の人類学史の教科書ともいえるべきものです。それが、な、なんと邦訳されました!!! メリル・ウィン・デイビス『人類学』池田光穂+額田有美訳、現代書館、2021年10月 ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4768401095

040
【IV】人類学の四大領域:社会/文化人類学
39.    社会/文化人類学
40. 社会人類学あるいは文化人類学

「社会」人類学であろうと「文化」人類学であろうと、それらは(どんなものでも理論化する)グランドセオリーの中の学問分野の諸領域である。そこには、文 化的多様性の研究、文化的普遍性の探究、機能する全体としての複数の社会の研究、社会構造の研究、象徴(symbolism)の解釈、その他多くの研究が 含まれる。

【台詞】【文化】を手に持つ学者(人類学者)「社会ないし文化人類学にとって、唯一無二の最も重要な概念は、もちろん、文化じゃ」

リ ンク

文 献

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