池田光穂
法人類学者にとっての、法学一般の展開と法人類学の
基本文献(歴史)(法学史の基本文献:ただし1748年以降)——参照文献:湯浅道男, 小池正行, 大塚滋編『法人類学の地平』東京 : 成文堂 ,
1992.9. - (アジア法叢書 ; 16)(→「法人類学(legal anthropology):シラバス」)
- 1748 モンテスキュー『法の精神』
- 1789(1781) ジェレミー・ベンサム『道徳および立法の諸原理序説』An Introduction to the Principles of morals and Legislation. (日本語 with password)
- 1828 ヤコプ=グリム『ドイツ法古事誌』
- 1840 サヴィーニ『現代ローマ法体系』
- 1859 ダーウィン 『種の起源』
- 1861 オースティン『法理学講義』/■メーン『古
代法』
- 1876 スペンサー
『社会学原理』
- 1877 イェーリン
グ『法における目的』/■モーガン(モル
ガン)『古代社会』
- 1884 エンゲルス
『家族・私有財産および国家の起源』
- 1893 デュルケー
ム『社会分業論』
- 1903 エールリッ
ヒ『自由な法発展と自由法学』
- 1904 ウェーバー
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
- 1906 カントロ
ヴィッチ『法学のための闘争』/■サム
ナー『フォークウェイズ』
- 1912 ■デュルケーム『宗教生活の基本形態』
- 1913 エールリッ
ヒ『法社会学の基礎理論』
- 1919 ■バートン『イフガオ法』
- 1921 ウェーバー
『経済と社会』
- 1923 ■ジンメル『闘争の社会学』
- 1924 パシュカー
ニス『法の一般理論とマルクス主義』
- 1924 ■穂積陳重(ほずみ・のぶしげ, 1855-1926)『法律進化論』
- 1926 ■マリノフスキー『未開社会における犯罪と慣習』
- 1930 ルウェリン
『いばらの茂み』、フランク『法と現代精神』
- 1934 ケルゼン
『純粋法学』
- 1934 ■トゥルンウァルト『法の生成変化形成の民族誌的研究』
- 1940 ■エヴァンズ=プリチャード『ヌアー族』
- 1941 ■ルゥエリンとホーベル『シャイアンのやり方』
- 1942
■Law and peace in international relations : the Oliver Wendell Holmes
Lectures, 1940-41 / by Hans Kelsen, Cambridge, Mass. : Harvard
University Press
- 1944 ■Peace through law / by Hans Kelsen, Chapel Hill : University of North Carolina Press
- 1950
■Der Nomos der Erde im Völkerrecht des Jus Publicum Europaeum / Carl
Schmitt,Köln : Greven , 1950(→大地のノモス : ヨーロッパ公法という国際法における / カール・シュミット著 ;
新田邦夫訳,
- 上,下. - 東京 : 福村出版 , 1976.6)
- 1952 ■ラドクリフ=ブラウン『未開社会における構造と機能』
- 1952 ■Principles of international law / by Hans Kelsen, New York : Rinehart (国際法原理論 / ハンス・ケルゼン著 ; 長谷川正国訳,信山社,2016)
- 1954 ■ホーベル『未開人の法』
- 1955 ■青山道夫『民族法学序説』
- 1956 ■コーザー『紛争の機能』
- 1957 カウフマン
『自然法と歴史性』
- 1961 ハート『法
の概念』
- 1962 ■ボールディング『紛争の一般理論』
- 1964 ■ダヴィド『現代社会の主要法体系』
- 1965 ■グラックマン『バローツェ法学の諸観念』
- 1967 ■川島武宜(かわしま・たけよし, 1909-1992)『日本人の法意識』
- 1969 ■千葉正士『現代・法人類学』
- 1971 ■ポスピシル『法人類学s』
- 1971 ロールズ
『正義論』
- 1972 ルーマン
『法社会学』
- 1973 ポズナー
『法の経済分析』
- 1975 ■フーカー『多元的法体系』
- 1976 アンガー
『近代社会における法』
- 1977 ドゥウォー
キン『権利論』
- 1981 マッキンタ
イア『美徳なき時代(After virtue)』
- 1982 ■Eric Wolf , Eroupe and the People without History, 1982
- 1983 ■ギアーツ(ギアツ)『ローカル・ノレッジ』
- 1984 ■マラシンゲとコンクリン編『第三世界からみた法学論集』
- 1985 ■アロットとウッドマン編『民衆の法《対》国家の法』
- 1986 ■Asian indigenous law : in
interaction with received law / edited by Masaji Chiba
- 1988 ■ルーラン『法人類学』
- 1989 キムリッカ
『リベラリズム・共同体・文化(Liberalism, community, and culture)』
- 1989 ■千葉正士『多元的法体制』(→Legal pluralism : toward a
general theory through Japanese legal culture / by Masaji Chiba,
Tokai University Press (1989))
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