プレゼンテーションとレポートの手引き
Manual for all
students who prepare academic reports and presentations
プレゼンテーションとレポートの手引き:グローバル共生社会論 2010年5月 31日
0.受講者の皆さんへ
来る[2010年]6月28日から7月26日までの4回では、受講生による個人発表会が実施されます。またこの発表にもとづいて、皆さんに作成していた課 題レポート(締切:7月30日(金)午後11時:電子媒体にて提出)の仕様についても解説しています。この手引き(マニュアル)をよく読んで、来るべき発 表とレポート提出に備えてくださるようお願い申し上げます。
1.発表とレポートのねらい
グローバル共生社会論(2010年)では、授業の3つの目的を掲げました。すなわち、1.グローバル化に対して日本社会がいかなる対応をし ているかについて学ぶ。2.現代日本におけるエスニック・マイノリティの多様性について学ぶ。3.ジェンダー・セクシュアリティの多元性と共生社会の可能 性について学ぶ。そして、その目的を実現するために、3つの単元、すなわち、単元 I:グローバル化と現代日本社会、単元 II:日本におけるエスニック・マイノリティの多様性、単元 III:ジェンダーとセクシュアリティの多元性、について多様な内容について触れつつ授業をおこなっていることはご存知のとおりです。
グローバル共生社会論の個別の内容を提供する多くの教員は、皆さんが単にこれらのことについて幅広い知識を得、深く理解するのみならず、皆 さんが考える「好ましい」グローバル共生社会に向けて実践の一歩を踏み出していただくことを期待しています。そのためには、自ら重要だと思われるトピック を拾い上げ、それらのことについて情報を収集し、その時点でよりふさわしいと思われる問題を焦点化し、論点を整理し、またその問題に対して実践的な関与の あり方や方法論について吟味していただくことが重要だと考えます。
2.発表会日程表:発表会は以下の要項でおこないます。
・発表時間は10分、質疑応答2分、司会担当は当日発表以外の学生の互選による
・PowerPoint(あるいはpdf)によるプレゼンテーション。使用 器材はウインドウズで、各人はUSBメモリーをご持参してください。 それ以外のソフトや器材(マックなど)は各人で持参してください[動作保証しません]。発表後は電子ファイルのコピーを教員パソコンに保存します[成績判 定以外の資料には流用しません]。
2.1 発表者の発表順と発表者の決定(5月31日)
2.2 発表テーマの選定(ご自身で)
2.3 発表のスケージュールの計画立案(ご自身で)
2.4 資料収集(ご自身で)
3.課題レポート(→「レポートの構成」「論文・レポート作成のヒント集」「情報の読み方とレポートの書き方」「論文・著作の書き方」)
原則として発表していただいたテーマと内容にもとづいてレポートを提出していただきます。要項は以下のとおり
・表題、氏名・学籍番号等が記載されていること
・分量:2000字以程度(上限はありませんが3倍程度までを目安に)
・横書き、テキストベースで。印刷すればA4サイズ大になるものに10ポイント以上12ポイント以下で、一行40字、35行程度を目安とし ます[このハンドアウトは文字サイズ10ポイント、一行40字×35行です]。マイクロソフトワード文書あるいはそのpdf原稿で
・PowerPointの作図などを追加する時は本文に入れず別添としてください。
・課題レポート締切:7月30日(金)午後11時:電子媒体にて下記のアドレスに提出
rosaldo【アット】cscd.osaka-u.ac.jp (池田のメールアドレスです)質問・照会メールも受け付けます
・註や参考文献の表記の仕方は、各人の専攻分野で決められている書法——例えば学会誌など——を参照してください。例:The Chicago manual of style. 文化人類学については下記がある
◎文献表記のスタイル
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