マーガレット・ロック
Margaret Lock, 1936-
マーガレット・ロック先 生は、1936年、英国イングランドのブロムリーに生まれた。ウェストヨークシャー州にあるリーズ大学で生化学を勉強した。その後、カナダに渡りトロント 大学大学院にすすみヴァンティング研究所で生化学の研究をつづけている。1961年にカナダ国籍も取得し英国との二重国籍となる。その頃ケンブリッジ大学 出身の医師のリチャードと結婚する。その後、カリフォルニア大学バークレー校で生化学での研究を続ける。サンフランシスコで働いていた医師である夫リ チャードと共に日本を1964年に訪問した。リチャードがケンブリッジ大学の柔道チームの主将を務めており、同年開催された東京オリンピック出場のために 来日したのである。このことがきっかけになり文化人類学者への転向を彼女は図ることになる。米国のバークレーに戻り人類学の大学院に再度入学した。その 後、京都を中心にして都市における東洋医学の調査研究に従事する。この間に2人の子供を産んだ。1976年にカリフォルニア大学バークレー校で博士号をと る。4年後に博士論文を基にした『都市日本における東アジア医療:医療的経験の多様性』(邦題:都市文化と東洋医学)を出版する。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校(医学校や保健科学の大学院がある)でポスドク研究に従事した後に、1977年カナダのマギル大学医療の
社会科学部ならびに人類学部に就職した。その後もマギル大学に務め、現在はマジョリー・ブロッフマン記念教授(名誉教授)である。その間、これまでに、パ
リの社会科学高等研究院、スロベニア科学アカデミーの招聘研究員などを歴任し、日本では、京都大学や聖路加看護大学で教鞭をとったことがある。
"Margaret Lock is a Bronfam Professor in Social Studies in Medicine at McGill University, and affiliated with their Department of Social Studies of Medicine and Department of Anthropology. Lock received her PhD in Cultural Anthropology from the University of California at Berkeley, and is known for examining the body in relationships with health and illness, new technologies, and culture. Her work has focused on comparative medical systems in regards to transitional life periods, especially aging and death, and on how biomedical technologies such as genetic testing are impacting societies. Lock is currently interested in the anthropology of biomedical technologies and of genomics, and her most recent work explores how molecular biology is changing Alzheimer’s disease. Lock is considered one of the most distinguished medical anthropologists in the field. Her influence can be seen in her contributions to health policy debates in North America, Europe, and Japan, and her impact on how people approach medical and ethical issues." - from http://medanth.wikispaces.com/Margaret+Lock
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