ロジカルライティングとテクニカルライティング
工学コミュニケーションの基礎(TW01)
ロジカル・ライティングとは、論理的に考え、情報を 発出する方法です。
テクニカル・ライティングとは、技術的な内容をわか りやすく正確にユーザーに伝え、ユーザーの誤用を回避し、ユーザーに適切に使ってもらう、コミュニケーションの方法です。
論理的とは?
思考を言語化すること。
目の前にいる人に説明することと、文書やウェブで説 明することは、根本的に異なる経験です。
テクニカル・ライティングで大切なことは、書いた人 が考え行動することが、読んだ人が「同じように考え同じように行動できる」ことにあります。
いくら、動画による伝達方法が発達しても、文書によ
る伝達方法の重要性は変わりません。
論理(ロジック)は組み方てることができ、その意味 の階層化のことを構造化と呼びます。
論理(ロジック)の構造化は、みなさんが小さい時に 遊んだ、積み木の例え(隠喩=メタファーと言います)で学ぶことができます。
積み木の例え(隠喩=メタファー)における、重要な ことは、重力に関わること(水平、重心など)と形状(かたち、硬さ、滑らかさなど)で決まります。その手順を抽象化といいます。
論理(ロジック)の構造化の例はロジックツリーや、アルゴリズムでよく知られていま す。
教科書におけるテクニカル・ライティングとは「技術 的な情報を利用者にわかりやすく伝えるための文章技術です」(p.28)
●自己診断テスト(教科書30ページ)(□の中に✓ を入れて、空欄の項目にはその問いかけが「なぜ重要なのか?」考えてみよう)
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