Illness and Culture in
Contemporary Japan
「ふだん意識されない日常生活に,比較文化的な視点
から光をあてると,どんな日本人の姿が像を結ぶか.国際的に活躍する文化人類学者が,我々の衛生感念や多様な治療法をめぐり独創的な手法で考察した,卓抜
な日本文化論」岩波書店紹介(1985年)
第0部 (無題) 1 序文(導入) 1.1. 象徴人類学的視点
1.2. 医療人類学 1.3. 研究対象の範囲 1.4. 現地調査および方法論 1.5. 土着人類学者 native anthropologist 1.6. 人類学的現地調査:理論的諸問題 1.7. 自分の文化の研究:理論的考察および現地調査における方法論的諸問題 第1部 基本的諸概念および健康・病気に対する態度 2 文化的病原菌(日本人のばい菌観) 2.1 現代日本における日常衛生
2.2 治癒力の源泉と病原論 2.3 現代日本人の世界観とエトスにおける浄と不浄 2.4 古代日本人の世界観とエトス 2.5 内・外の対立と人間分類 2.6 補論 3 二元論的な世界観の中の病気観 3.1 「持病」という概念
3.2 死に対する考え方:「がん」および自殺 3.3 論考 4 物態化(あるいは身体化):日本の病因論の一局面 4.1 物態化 physiomorphism:非精神的な病因
4.2 精神療法に対する関心の欠如 4.3 生理学的治療法の強調 4.4 論考 第2部 多元的医療体系 5 漢方 5.1 漢方の理論的基礎:生物医学との比較
5.2 漢方に対する最近の認識の高まり 5.3 多くの段階に分かれた診療法 5.4 概要 6 日本における宗教の医療上の役割:概観 6.1 現代日本の都会における寺院および神社
6.2 石切神社 6.3 中山寺 6.4 概観 7 日本における宗教の医療上の役割:歴史的・象徴的解釈 7.1 背景
7.2 神仏の諸機能 7.3 歴史的観点からみた、神仏の医療上の諸機能 7.4 各神仏の医療上の諸機能 7.5 神仏の医療上の諸機能の象徴的解釈 8 医師と外来患者:生物医学(その1) 8.1 現代日本における医療管理体系
8.2 現代日本における医療管理体系:過去および現在 8.3 診察 8.4 妊娠および出産 9 入院:生物医学(その2) 9.1 医師への紹介
9.2 入院期間 9.3 患者としての役割 9.4 論考 10 多元的医療体系 10.1 文化および社会の中に根を下した生物医学
10.2 多元的医療体系:叙述的要約 11 まとめ |
第0部 はしがき
1 序文(導入)
1.1. 象徴人類学的視点
1.2. 医療人類学
1.3. 研究対象の範囲
1.4. 現地調査および方法論
1.5. 土着人類学者 native anthropologist
1.6. 人類学的現地調査:理論的諸問題
1.7. 自分の文化の研究:理論的考察および現地調査における方法論的諸問題
第1部 基本的諸概念および健康・病気に対する態度
2 文化的病原菌(日本人のばい菌観)
2.1 現代日本における日常衛生 2.2 治癒力の源泉と病原論
2.3 現代日本人の世界観とエトスにおける浄と不浄
2.4 古代日本人の世界観とエトス
2.5 内・外の対立と人間分類
2.6 補論
3 二元論的な世界観の中の病気観
3.1 「持病」という概念
3.2 死に対する考え方:「がん」および自殺
3.3 論考
4 物態化(あるいは身体化):日本の病因論の一局面
4.1 物態化 physiomorphism:非精神的な病因
4.2 精神療法に対する関心の欠如
4.3 生理学的治療法の強調
4.4 論考
第2部 多元的医療体系
5 漢方
5.1 漢方の理論的基礎:生物医学との比較
5.2 漢方に対する最近の認識の高まり
5.3 多くの段階に分かれた診療法
5.4 概要
6 日本における宗教の医療上の役割:概観
6.1 現代日本の都会における寺院および神社
6.2 石切神社
6.3 中山寺
6.4 概観
7 日本における宗教の医療上の役割:歴史的・象徴的解釈
7.1 背景
7.2 神仏の諸機能
7.3 歴史的観点からみた、神仏の医療上の諸機能
7.4 各神仏の医療上の諸機能
7.5 神仏の医療上の諸機能の象徴的解釈
8 医師と外来患者:生物医学(その1)
8.1 現代日本における医療管理体系
8.2 現代日本における医療管理体系:過去および現在
8.3 診察
8.4 妊娠および出産
9 入院:生物医学(その2)
9.1 医師への紹介
9.2 入院期間
9.3 患者としての役割
9.4 論考
10 多元的医療体系
10.1 文化および社会の中に根を下した生物医学
10.2 多元的医療体系:叙述的要約
11 まとめ
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