はじめによんでください

看護職をめざす人のために

Nursing Profession as your Vocation


池田光穂

(0)多文化間看護(ranscultural nursing)のススメ

このページは、異文化の理解を国際看護の実践に役立 てるために設けられたものである。国際看護における異文化理解の文脈は、看護師が国内(ホーム)にいる場合と、国外(アウェー)にいる場合の大きく2つに わけられる。さらに、それぞれに臨床の現場で個別の患者に対応する場合と、公衆衛生の保健プロジェクトなど集団に対応する場合がある【図版を参照】。かつ ての国際看護は、インターナショナルな文脈の中での臨床医療に対応することが目的とされた。しかしグローバル化のすすむ現在、患者やその家族が多文化状況 のなかで生活の質(QOL)を高めるための、新たな国際看護の制度枠組みとしての多文化看護(transcultural nursing)が求められているのである(→「看護人類学」を学ぶ)。


Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099

みなさまからの質問にお答えして:「天職(転職?!)としての看護2099: 21世紀のナイチンゲール像に学ぶ」より

看護人類学入門

池田光穂