いかにして植民地主義者は暴力を洗練化させていったのか?
How did the
colonialists refine their violence?
「権力というものを、否定と拒否と排除のメカニズムの総体だと考えてはならないことを想起す る必要があります。権力は実際に、作りだす力をもつ ものなのです」(フーコー2008[June, 1975]:30)■出典:ミッシェル・フーコー『私は花火師です』中山元訳、筑摩 書房、2008年[→ミッシェル・フーコーの権力論:主に前期から中期]
「〈第三世界〉は、自己に先立つ諸価値との関係において自己を定義するだけで満足すべきでは ない。反対に後進 国はその固有の価値を、その特有な方法やスタイルを、知らしめるべくつとめねばならない。……ヨーロッパとは文字どおり〈第三世界〉の作り出したものであ る」(p.97, p.100)。ファノン『地に呪われたる者』鈴木道彦, 浦野衣子訳,みすず書房 , 1996年(→ファノン・のーと)
●コロニアリズムの暴力
●植民地の飼い慣らし
●文明化という課題
●宗主国の優越性の担保
●人種性を超えた人権概念の創造
●恣意的な「自律と自己決定」の設定
●フォークとフォークロアの誕生
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