はじめによんでください

消費社会論

Consumer Society

政治人類学

解説:池田光穂


授業担当者:
池田光穂(Mitsuho Ikeda)
履修対象/Eligibility
学部2年以上
開講時期/Schedule

講義室/Room

講義題目/Course Name
現代消費社会
授業の目的と概要/Course Objective
君 たちの身の回りをみてみよう。スマホやパソコン、ファストデザインによる家具や寝具、ファストファッションを中心としたワードローブ、お小遣いをためて購 入したブランドスニーカー、化粧品やアクセサリー、ブルートゥース対応のイヤフォンで聴く外国語教材やダウンロードした音楽やゲームなどなど、さまざまな アイテムに満ち溢れている。それらは、みな「通貨(貨幣)」によって購入されたもので、君たちは必要なものや、欲しいものを購入するために、働いたり、お 小遣いを貯める。割賦や一括支払いでもそこでは「貨幣」と「物品やサービス(アプリを含む)」が交換される。このようなものから成り立つ社会を消費社会と 呼ぶ。消費社会の過去・現在・未来を考えることを通して、私たちはどのようにして、この消費社会という「海」を溺れることなく泳ぎきることを学んでみた い。
学習目標/Learning Goals
1)消費社会の成り立ちを、歴史から学び、理解することができる
2)消費社会論とよばれる社会学・経済学上の理論について理解することができる(マルクス、ヴェーバー 、ヴェブレン、ブーアスティン、ボードリヤールたちの主張が分かる)
3)「イノベーション技術は消費社会の変化スピードをあげる」という命題について、みんなの前でプレゼンし、自分の考えを伝える方法を会得することができる
履修条件・受講条件 /Requirement; Prerequisite

特記事項/Special Note

授業計画/Special Plan (回)題目/Title:内容/Content
1)イントロダクション:全体のプログラムの紹介、スケジュール、学習目標の確認など
2)消費社会誕生(1):17世紀おわりから18世紀のヨーロッパ
3)消費社会誕生(2):元禄時代(1688-1704)の日本の社会
4)消費社会論:カール・マルクス
5)消費社会論:マックス・ヴェーバー
6)消費社会論:ソースタイン・ヴェブレン
7)消費社会論:ダニエル・ブーアスティン
8)消費社会論:ジャン・ボードリヤール
9)消費社会論:堺屋太一(池口小太郎)
10)21世紀の消費社会を創造する人たち:スティーブ・ジョブズ
11)21世紀の消費社会を創造する人たち:ビル・ゲイツ
12)21世紀の消費社会を創造する人たち:ジェフ・ベゾス
13)21世紀の消費社会を創造する人たち:ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン
14)21世紀の消費社会を創造する人たち:柳井正
15)消費社会と私たち:授業参加者と教師集団を交えたミニシンポジウム
16)最終試験
授業形態/Type of Class:

授業外における学習 /Independent Study Outside of Class

教科書・教材/Textbooks

参考文献/Reference

成績評価/Grading Policy

コメント/Other Remarks
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キーワード/Keywords

受講生へのメッセージ/Messages to Prospective Students


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