ちくび論
On Nipple
★垂水源之介の『ちくび論(On Nipple)』ウィキペディア(英語)の画像提示に関す る考察、以下の情報の画像はすべて、https://en.wikipedia.org/wiki/Nipple より得たものです。
☆結論を先取りするとこうなります→「1. Visualizing racism?:項目は、なぜか黒人の女性乳房にはじまり黒人の少女の民族誌的ヌードで終わる。 2. Legislation on nudity:女性の乳房あるいは乳首・乳輪の露出を禁じる法規制が厳しいのは米国(州法)のようだが、規制の範囲には多様性がある。 3. Nipple in internet:インスタには乳首禁止のポリシーがあるが、絵画や芸術性をもつヌード写真は例外。それ以外には乳房切除写真や授乳は規制外になりやすい。 4. Politics of nipple:反規制派は#FreeTheNippleのハッシュタグで抗議している。 5. Nature/Culture on nipple:西洋文化における自然/文化の二元論で、反規制派は前者の論理で隠す必要なしとし、後者は文化のもつ猥褻性(=文化の否定性)を強調している。」(出典:スライド番号13)
垂水源之介の『ちくび論(On
Nipple)』 ウィキペディア(英語)の画像提示についての考察 https://en.wikipedia.org/wiki/Nipple |
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乳首は、乳房の表面にある隆起した組織
で、女性の場合、乳幼児にミルク
(乳汁)を与えるために乳頭から乳管を介して乳房を出る。ミルクは、受動的に乳首を流れるか、乳管系とともに生じる平滑筋収縮によって排出される。雄の哺
乳類にも乳首があるが、同じレベルの機能はなく、多くの場合、体毛に囲まれている。/乳首は乳輪に囲まれており、周囲の皮膚より濃い色をしていることが多
い。人間以外を指す場合、乳首は "teat "と呼ばれることが多い。"Nipple "または "teat
“は、哺乳瓶の柔軟な飲み口を表現するために使われることもある。人間では、性的興奮の一環として、オスとメスの両方の乳首を刺激(利用)しうることがあ
る。多くの文化、特に西洋文化では、人間の女性の乳首は性的なものとして扱われ、それは女性の性的対象化につながる可能性がある。 |
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A nipple,
areola(乳輪) and breast
of a female human, African_Breast_SG.jpg |
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The
breast: cross-section scheme of the mammary gland: Chest wall
Pectoralis muscles Lobules Nipple Areola Milk duct Fatty tissue Skin |
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A nipple on a
human adult male |
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Infant latched
on to a
nipple to breastfeed |
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Silicone teat or
nipple, used
for bottle feeding |
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Prior
to puberty, the
nipples on girls are very similar to boys DANIEL JULIE from Paris, France - DSC0216/Burma/Chin Village near Lemro River/Pretty little girl |
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Joseph
Duplessis's portrait of Marie Thérèse Louise of Savoy baring a nipple
dates from 18th-century France. Joseph Duplessis (1725-1802) |
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A Namibian woman
going topless |
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言説表現を通したニップル(乳首) |
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"Free
the
Nipple#は、2014年の同名映画のプリ-プロダクション中に2012年に作られたトップフリーダム・キャンペーンである。このキャンペーンは、男
性が公の場でトップレスになることを認める一方で、女性が同じことをするのは性的または下品だと考える一般的な慣習に注目し、この違いは女性に対する不当
な扱いであると主張している。このキャンペーンでは、女性が公共の場で乳首を露出することは、法的にも文化的にも容認されるべきであると主張している。 |
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考 察 1. Visualizing racism?:項目は、なぜか黒人の女性乳房にはじまり黒人の少女の民族誌的ヌードで終わる。 2. Legislation on nudity:女性の乳房あるいは乳首・乳輪の露出を禁じる法規制が厳しいのは米国(州法)のようだが、規制の範囲には多様性がある。 3. Nipple in internet:インスタには乳首禁止のポリシーがあるが、絵画や芸術性をもつヌード写真は例外。それ以外には乳房切除写真や授乳は規制外になりやす い。 4. Politics of nipple:反規制派は#FreeTheNippleのハッシュタグで抗議している。 5. Nature/Culture on nipple:西洋文化における自然/文化の二元論で、反規制派は前者の論理で隠す必要なしとし、後者は文化のもつ猥褻性(=文化の否定性)を強調してい る。 |
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《処女の乳首を摘むこと、について》 「ガブリエル・デストレとその姉妹」の日本語のいまいちな解説がグーグルの上位に出てくる。しかし、旧約聖書の淫行姉妹、オホラとオホリバ(エゼキエル 23)の逸話に淫行の比喩表現に、乳房を握り、乳首を摘む——後者は3回もでてくるが——とある。オホラはサマリア、オホリバはエルサレム。淫行の戒めと いうよりも、この姉妹を石で撃ち殺し、親族を皆殺しにせよ、という神の命令を正当化するものだ、そうすることにより人民は神を「知る」ことになる。つま り、法を措定する暴力=犠牲を要求する暴力=神話的暴力(ベンヤミン)を表現しているのではない かと思う。婚姻指輪は偶像にすぎないために乳首のように摘 まれる。てな、解釈はどうかと、素人ながらに思うのだ |
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