はじめによんでください

統治術としてのコミュニケーションデザイン

Communication-Design as Art of Governmentality

池田光穂

統治術としてのコミュニケーションデザインは、この項目の7番目にあります。

  1. 〈市民〉を産出する技術:〈市民〉に対応する〈政府〉:市民とは誰か、政府とは何か、技術(テクネー)技法(アート)とは何か
  2. 主体(=臣下・臣民 subject)を統治=支配を通した、組織的実践:主体の精神性・合理性・身体性に関わる技術・技法とは何か
  3. 統治の技法:マキャベリ『君主論』(ca.1514)
  4. どのように統治すべきか?という問いに対する具体的指針として〈臣民=主体〉に呼びかける際に表出するもの:我々はどのように〈行動〉す べきか?
  5. 統治術の背景にある統治理性を意味するものとして:統治理性(=統治する合理性)を想定した時に、それに先立つ当為(sollen)の探 究
  6. フーコーが分析する際に、その導きの糸となるガイドライン:自己への配慮、パレーシア、司牧型権力、訓育、真理の体制、経済ゲーム
  7. 標的になる「社会」を統治可能にすることができる技法や戦術:(住民の行動が予測可能になった後の)広報デザイン、コミュニケーションデ ザイン

この情報の出典は、池田光穂「統治術・統治性」にあります。

リンク

  • 統治術・統治性
  • 統治性に関するノート
  • 統治問題としての医療:「身体の地政学支配を通して、社会を統治する」
  • 統治ユニットとしての家族
  • 近代日本における未完のプロジェクト:帝国医療
  • 権力について考える
  • グローバル化する近代医療と民族医学の再検討
  • 国家は我々自身を形づくる、あるいは リヴァイアサン入門
  • 文献

    Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099


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