For communication competency of Japanese
pharmacists
薬剤師として求められる基本的な資質(p.2): →:1)薬剤師としての心構え、2)患者・生活者本位の 視点、3)コミュニケーション能力、4)チーム医療への参画、5)基礎 的な科学力、6)薬物療法における実践的能力、 7)地域の保健・医療における実践的能力、8)研究能力、9)自己研鑽、10)教育能力、である。
■「基本的な資質」にみられるコミュニケーションの 内容:「患者・生活者、他職種から情報を適切に収集し、これらの人々に有益な情報を 提供するためのコ ミュニケーション能力を有する」(p.16)
【ここが重要!】なにげない言葉であるが「患者・生活者」の視点。患者はさまざまなバックグラウンドをもちながら「生活者」であもことを忘れないこと!
薬剤師は、チーム保健・医療に携わるために、他職種 との連携が重要であるという点も重要である。また、情報を収集するだけでなく「情報発信」=対他的なコミュニケーション能力も重要であるということ。
※対他的(たいたてき)な関係とは、他の個人つま り、他人と冷静にコミュニケーションできるということをさす。
■薬剤師が求められる「信頼関係の構築」におけるコ ミュニケーション能力とは?(pp.20-21)
GIO(General Instructional Objective)=「学生が学修することによって得る[目標]成果」=「患者・生活者、他の職種との対話を通して相手の心理、立場、環境を理解し,信 頼関係を構築する ために役立つ能力を身につける」(p.21)
これにおける「コミュニケーション」には以下の9項目あげられている(pp.20-21)。>>の先に関連する能力のキーワードをあげておこう
1.意思、情報の伝達に必要な要素につい て説明できる>>コミュニケー ション理論
2.言語的及び非言語的コミュニケーショ ンについて説明できる>>コミュニケーション理論
3.相手の立場、文化、習慣等によって、 コミュニケーションの在り方が異なることを例をあげて説明できる>>文化人類学や心理人類学
4.対人関係に影響を及ぼす心理的要因に ついて概説できる>>心理学、社会心理学、対人コミュニ ケーション論
5.相手の心理状態とその変化に配慮し、 対応する(態度)>>臨床心理学、精神医学とその応用
6.自分の心理状態を意識して、他者と接 することができる(態度)>>心理学、ミクロ社会学とその応用
7.適切な聴き方、質問を通じて相手の考 えや感情を理解するように 努める(技能・態度)>>対人コミュニケーション学、臨床コ ミュニケーション
8.適切な手段により自分の考えや感情を 相手に伝えることができる (技能・態度)>>対人コミュニケーション学、臨床コミュニ ケーション
9.他者の意見を尊重し、協力してよりよ い解決法を見い出すことが できる(知識・技能・態度)>>修辞学、実践的演劇論、弁論術、ディ ベート、ADR(裁判外紛争解決)、カウンセリング技法など
■各論
1.意思、情報の伝達に必要な要素につい て説明できる>>コミュニケー ション理論
2.言語的及び非言語的コミュニケーショ ンについて説明できる>>コミュニケーション理論
3.相手の立場、文化、習慣等によって、 コミュニケーションの在り方が異なることを例をあげて説明できる>>文化人類学や心理人類学
4.対人関係に影響を及ぼす心理的要因に ついて概説できる>>心理学、社会心理学、対人コミュニ ケーション論
5.相手の心理状態とその変化に配慮し、 対応する(態度)>>臨床心理学、精神医学とその応用
6.自分の心理状態を意識して、他者と接 することができる(態度)>>心理学、ミクロ社会学とその応用
7.適切な聴き方、質問を通じて相手の考 えや感情を理解するように 努める(技能・態度)>>対人コミュニケーション学、臨床コ ミュニケーション
8.適切な手段により自分の考えや感情を 相手に伝えることができる (技能・態度)>>対人コミュニケーション学、臨床コミュニ ケーション
9.他者の意見を尊重し、協力してよりよ い解決法を見い出すことが できる(知識・技能・態度)>>修辞学、実践的演劇論、弁論術、ディ ベート、ADR(裁判外紛争解決)、カウンセリング技法など
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