授業:ヘルスコミュニケーション
Health Communication
■基本情報:【注意】授業は終わっていますが個人あるいはグループで学習できるように工夫しています。リンクしてみましょ う。
■講義題目/Course Name:ヘルスコミュニケーション
■開講言語/Language of the Course:日本語
■授業形態/Type of Class:演習科目
■授業の目的と概要/Course Objective:
この授業では、ヘルスコミュニケーションの領域に包
摂されるコミュニケーションについて学びます。薬学ミュニケーションでは、個人のプレゼン
テーション能力の開発にはじまって、チームで議論ができる能力、
薬学的知識を非専門家に口頭で伝える能力、専門家として薬とのつきあい方を非専門家にメディア
を通して発信できる力、過去におこった薬学コミュニケーションにおける問題や紛争から学ぶこと、医薬品や薬物をめぐる社会政策に専門家してどのように取り
組むことができるのか、という幅広いテーマをとりあげ、受講者のコミュニケーション能力を多角的な角度から育てあげることを目的にします。
■実際のスケジュール:【注意】授業は終わっていますが個人あるいはグループで学習できるように工夫しています。リンクしてみましょ う。
■学習目標/Learning Goals:
1.自分が考えたことを、メモ書きにまとめ、それを もとに3分間スピーチすることができるようになる。
2.数人のグループ・ディスカッションで、司会役を 務めることができる。議論終了後に1〜2分程度でブリーフィング(=簡単なまとめ報告)ができる。
3.一人で考えることと、グループで考えることの、 それぞれ利点と欠点(=限界)について、具体的な事例を出して指摘することができる。
4.剽窃(ひょうせつ、コピペ)と引用の違いを理解 した後で、インターネットと図書館での情報収集で、与えられた情報をまとめてA4、1枚程度のレポート にまとめることができる。
5.薬の正しい使い方について、マスメディアを利用 して、広報するプログラムのアウトライン(概略)を設計することができる。
6.ヘルスコミュニケーションの失敗によって起こっ た歴史的出来事について、学期中にもっとも興味が持てたものについて情報収集し、5分程度の発表原稿を まとめることができる。
7.この授業を通して学んだ「薬学コミュニケーショ
ン」の重要性を、自分なりに整理して、中学生に説明するための原稿を作ることができる。
■履修条件・受講条件/Requirement / Prerequisite
履修対象の年次以降であればどなたでも受講可能で
す。入学年次で定められた選択必修の科目名に相当しているかどうかを必ず確認してください。
■授業計画/Class Plan
基本的なスケジュールですが、アクティブラーニング 課題を毎回おこないます。授業内容が前後に入れ替わることがあります。
■実際のスケジュール(再掲)
■授業外における学習/Independent Study Outside of Class
復習用の資料のダウンロードや、スケジュールの変更
などは、ウェブページからリンクするようにします。URLは授業内でお知らせします。
■教科書・教材/Textbooks
プリントを配布します。
■参考文献/Reference
小林静子・江原吉博,薬学生のためのヒューマニ
ティ・コミュニケーション学習,南江堂、ISBN:978-4-524-40251-9
■成績評価/Grading Policy
授業の毎回の出席を求めます。レポート(40%),
最終試験(60%)
■コメント/Other Remarks
ヘルスコミュニケーションを学ぶ資料は日本語のみな
らず英語においても豊富にあります。授業スケジュールに従い参考文献をチェックし、文献を入手し読解することとで授業への理解は格段に向上するでしょう。
授業で話されること,議論されたことを記録しまとめる(=書く)能力を養いましょう。授業終了後に,
興味をもったテーマについて短いエッセーを書く習慣をつけること,これら2つのことを常に心がけるようにしてください。授業が格段に面白くなるでしょう。
■特記事項/Special Note
ありません。
■オフィスアワー/Office
Hour
授業の終了後の30分を想定しています。それ以外は
池田は豊中キャンパスのオフィスで、電子メールでの予約でお願いします。
■キーワード/Keywords
ヘルスコミュニケーション、薬学コミュニケーショ
ン、対話力、プレゼンテーション、薬事行政、広報、医薬品リテラシー、ヘルスプロモーション、研究倫理
■ 授業終了後のある少数(お一人か?)の方の「教 師やチューターの意見が偏るという」コメントへの回答
・学生の中には少数派だが教員やチューターの議論への介入をアドバイスとして受け取らず、提案内容を吟味せず自分たちの議論への心理的妨害と感じる者がい ました。内外のリソースをすべて利用して(その中には、アドバイスを採用しないという選択も含まれます)最善の結論を出すという姿勢が欠けており、自分た ちが見つけたという達成感のみを優先しているように思われます。これは、この授業をうける態度への根本的な誤解であるようにおもわれます ・これはその少数派の学生がデフォルトと定義する、同調文化をなす一形態のようにも思われます。たとえばグループ学習とは「同じ思いの人が一生懸命、どの ような資料も参照せず、自分自身でたれば、最高の達成感が得られる」といった間違った非合理的学習態度です。つまり、自分の学習姿勢を上手に相対化できて いない——たとえば自分が首肯できない意見と対話する姿勢を最初から放棄している——ように思われます。 ・そして、どんな意見でも「吟味に足るかどうか?」という基本的なチェックができないということなのです。 ・もちろん、私が何度も繰り返してきた「自由に話してよい」という教育指導方針をなにも理解していないということになります。 |
リンク
リンク(各国のヘルスコミュニケーション政策につい て「比較ブラウズ」することで検証してみよう!)
文献
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