ジョージ・モッセ『ドイツ・イデオロギーの危機:第三帝国の知識
的起源』ノート
The crisis of German ideology :
intellectual origins of the Third Reich / by George L. Mosse.
„Zu erschießen als gefährliche Feinde des Dritten Reichs,“ by Arthur Szyk
フェルキッシュ(独: völkisch)は、フォルク(独: Volk)からの派生語として重要な語である。フェルキッシュは19世紀末から第二次世界大戦終了時までドイツにおいて普通に使われ、当時の出版物と政治 において大きな役割を果たした。20世紀の中頃からこの表現は殆ど使われなくなった(独和辞典では古語として扱われている)なが、ミレニアム以降の 2013年頃から(ネオナチやオーストリア極右政党など隆盛により)復活傾向にある(→「バイオ ポリティクス」)。
The crisis of German ideology : intellectual origins of the Third Reich / by George L. Mosse, 1964.は、日本語の邦訳では『フェルキッシュ革命』として出版された。
Fool the Axis Use
Prophylaxis poster (1942), Philadelphia., by Arthur Szyk
◎フェルキッシュ革命 : ドイツ民族主義から反ユダヤ主義へ / ジョージ・L・モッセ著 ; 植村和秀 [ほか] 訳, 柏書房 , 1998 . - (パルマケイア叢書, 10)
The
crisis of German ideology : intellectual origins of the Third Reich
/ by George L. Mosse, New York : Grosset &
Dunlap, 1964.
ドイツ・ロマン主義の『民族』の発見から神秘主義、 青年運動、人種主義を経て、ナチズムに至るドイツ思想史の水面下を流れるフェルキッシュ・イデオロギーの系譜。
第1部 イデオロギー的基礎(ロマン主義から民族 へ;ゲルマン的信仰;新しいロマン主義;再発見された古代ゲルマン人;人種主義;ゲルマン的ユートピア;ユダヤ人)
第2部 フェルキッシュ・イデオロギーの制度化—1873年‐1918年(教育の来援;青年運動;大学生と教授たちの進撃;リーダーシップ、ブント、エロ ス;諸組織の進展)
第3部 民族社会主義へ—1918年‐1933年(魅了された保守派;在郷軍人と労働者;ブルジョア青年から反ブルジョア青年へ;ドイツ的革命;反ユダヤ 革命)
◎旧クレジット:「フェルキッシュとはなにか?」
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