「国民国家と文化装置としての古典」という副題のついた品川悦一『万葉集の発明』新曜社、2001年は画期的な書物である。

章立て

１．天皇から庶民まで——『万葉集』の国民歌集化をめぐる問題系

２．千年と百年——和歌の詩歌化と国民化

３．民族の原郷——国民歌集の刷新と普及

リンク

• 短歌とマイノリティ／終戦までのハンセン 病患者の「臣民」化における短歌と医療の関係をめぐって／解剖をめぐる二群の短歌／ハンセン病と癩（らい）を考える／内田守／内田守人（1900-1982）／国民をつくる歌会始／明石海人（1901-1939）／『小島の春』断章／対位法的読解／バチェラー八重子／ハンセン病対策と戦前の患者「浄化」運動／ハンセン病文学とコロニアリズム想像力について／／／／／／／／／／
  

リンク

• 天皇から庶民まで——『万葉集』の国民歌集化をめぐる問題系：01-shinada_mannyo_2001-2.pdf
• 千年と百年——和歌の詩歌化と国民化：02-shinada_mannyo_2001-3.pdf
• 民族の原郷——国民歌集の刷新と普及：03-shinada_mannyo_2001-4.pdf

文献

• 桑原武夫 『第二芸術』 講談社学術文庫、1976年
• 品田悦一『万葉集の発明―国民国家と文化装置としての古典』新曜社、2001年
  

その他