On Japnese out castes, BURAKU-MIN, in Japanese
1971年に出版された別府春海(べふ・はるみ)の『日本:人類学的入門』は1977年に翻訳されるが、その宗教概念の解説部分にある被差別部 落(「穢多—永続的に汚れた人たち」)への翻訳がどうやら意図的になされていない。書肆の当時の糾弾闘争への恐れもあり自己検閲したものだろう。文中には 「穢多への態度は白人への日本人の態度と似て邪悪で嫌悪すべきものとされている」との指摘も。家の角に塩をもった清めの塩を撒くことことと関連づけられて いる。日本「文化」論を論じる人たちに(文化的オートノミーという観点から)アイヌや沖縄(琉球)や在日(コリアン、チャイニーズ)そして無国籍者の文化 や社会的意味づけをきちんと論じた学者がきわめて少ない。と同様に、被差別部落のテーマ(「問題」ではない)がきちんと論じられていないのは、研究の被調 査者でありかつまた被調査対象の隣人(=他者であると同時に自己である者)として忸怩たるものがある。
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Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099
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