かならずよんで ね!

コロナ禍が変える観光研究の「プラス」の局面

With COVID-19, We can explore new aspect of tourism

池田光穂

新型コロナウイルスの蔓延でリアル観光産業が大打撃 を受けているという。その通りである。ホテル、旅行代理店、運輸交通、航空会社、航空券チケットショップなど、廃業や活動の大幅規模縮小を強いられてい る。だがそれだけだろうか?世界のSNSに投稿される観 光地の風景や思い出の写真は、もはやいけなくなったノスタルジーと旅の記憶をさらに増幅し、世界各地の観光地は、ポストコロナにおける移動緩和措置を想定 した、いままでにない観光地の風景や動画の投稿に熱心である(→スライド最新版:with password: mikeda_post_corona_tourism.pdf)。 ●クレジット:コロナ禍が変える観光研究の「プラス」の局面、旅と観光のネットワーク(オンライン会議)、2020年5月23日


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コロナ禍が変える観光研究の「プラス」の局面について※
With COVID-19, We can explore new aspect of tourism

Mitzub'ixi Qu'q Ch’ij, Center for the study of co*Design, Osaka University, Toyonaka, Osaka, Japan 560-0043 rosaldo[at]cscd.osaka-u.ac.jp


※当初スライドでは「 コロナ禍が変える観光の「プラス」の局面について」でしたが、私の発表の骨子は、研究対象である旅と観光の研究対象が「変化」するわけですので、当然、研 究も変化するのだという趣旨に鑑み。このようなタイトルに変更しました。
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旅と観光研究におけるコロナ禍(虎狼狃禍)とは?

1.フィールドワークができない!
2.世界から観光客が「消えた」?
3.観光関連産業の不振と倒産
4.クルーズ船と欧州観光客へのスティグマ
5.観光は「戻って」くるのか?
6.旅と観光研究の未来不安
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World Economic Forum "Strategic Intelligence" took kit says on "COVID-19," today, May 6, 2020

WHO Coronavirus Disease (COVID-19) Dashboard

Thoughtful blockchain implementation is key to improving supply chains in a post-COVID world, by WEF.

COVID-19: What you need to know about the coronavirus pandemic on 22 May, by WEF.
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これはWEFの同心円の曼荼羅?がなんかコロナの形に似ているなというジョーク
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旅行(トラベル)におけるCOVID-19 のインパクトには上手によると次のようなイシュー(テーマ)があります 。
1)芸術と文化
2)中国
3)地政学
4)スイス
5)移動・移民
6)EU
7)オーストラリア
8)インドネシア
9)米国
10)航空宇宙
11)国際貿易と国際投資

※ちなみにこのフォントはBagdad
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見えないものは存在しない/移動しないものは観光じゃない
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観光現象研究のパラダイム転換での3つのテーゼ(1993)

    •    1.旅と観光を理解することの根本的見直しが、現在まさに求められている(=移動概念の相対化)。
    •    2.観光のメディア的性格についてより調査研究されるべきである(=観光研究はメディア研究)。
    •    3.このような研究を通して、現実世界における新しい旅の演出の可能性・妥当性について考えるべきである(=仮想世界と比較せよ)。

池田光穂、観光現象研究のパラダ イム転換,日本旅行業協会主催研究会報告書,(財)日本 旅行業協会(JATA),pp.90- 98,1993年5月
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ビジネス界は必死なんだ!弱音を吐くな研究者!
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1)『移動の民族誌』[共著]岩波書店(担当箇所「コスタリカのエコ・ツーリズム」), 岩波講座・文化人類学・第7巻,pp61-93,1996年11月;
2)Eco-Tourism, Exploitation and the Cultural Production of the Natural Environment in Costa Rica. ラテンアメリカ学会研究年報,第18号,pp.77-104,1998年6月;
3) フィールド・ライフ─熱帯生態学者たちの微小社会活動に関する調査の概要─,熊本大 学 文化人類学調査報告,第2号,pp.97-135,熊本大学文学部文化表象学教室,1998年3月
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『生活文化の地域史』(地域の世界史シリーズ,第7巻)[共著]川田順造・石毛直道 編,山川出版社(担当箇所第3部第1章「病気の文明史」),pp.258-289, 2000年3月
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虚構観光
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ヴァーチャル・ツーリズム
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課題:旅と観光研究におけるコロナ禍(虎狼狃禍)

1.リアルが戻ってくるまで仮想フィールドワークで乗り切ろう!
2.Touristsが居なくなったEmpty Meeting groundsこそが研究対象
※映画:"Cannibal Tours," the Vietnam Memorial in Washington D.C., the Statue of Liberty Restoration Project ,the urbanization of Yosemite Park.
3.e-tourism, virtual tourism, and Micro-Tourism!!
4.Future TOurist’s identity is Avatar’s one!
5.Main disciplines: Landscape studies, cognitive science, and philosophical ontology
結論→ 旅と観光研究の未来安泰

このスライドの解説のロングヴァージョン です(上映時間48分)
《観光産業のV字回復は垂水源之介にまかせよ〜♪ 》
 もう1年半前のレクチャー:日本のバカ観光庁よ、ゴーツートラベルはゴーツ・トラブルでしょう。俺のいうことを聞けっ!
後日談:
讀 賣新聞ヘッダー「「国内旅行の半額補助やプレミアム付き食事券、7月下旬開始へ…予算1・7兆円確保」︎▶︎政府は25日、新型コロナウイルスの感染拡大 で打撃を受けている観光業や飲食業向けの需要喚起策について、7月下旬から実施する方針を固めた。国内旅行の代金の補助や飲食店で使えるクーポン券などに 計約1・7兆円の予算を確保しており、業績の回復につなげる。/  喚起策は「GO TO キャンペーン」との名称で、国内旅行の代金を半額補助(1泊あたり最大2万円)するほか、土産物店などで使えるクーポン券を発行 する。飲食店向けのプレミアム付き食事券の発行や、イベントチケットの割引なども実施する予定だ。 /政府は25日に緊急事態宣言を全面的に解除し、基本的対処方針で、外出自粛を7月末頃までに段階的に緩和する計画を盛り込む見通しだ。今後、事業者や利 用者に周知し、夏休みの旅行シーズンに合わせて実施できるよう準備を進める」(2020.05.25)
コメント→「どう考えても、これは異常で すね」
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●Hyperloop - The Future of Travel?/ Vivian Maier: A Photographer Found


かなりレーティングの評価が分かれていますね(僕は 内 容がショボくても責任持ちません)

●Vivian Maier: A Photographer Found


●新型コロナウイルス感染症の時代

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Maya_Abeja

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