まず文化人類学とはどういう学問であるかということを説明しよう。

■　文化人類学とは？

文化人類学とは、［文化］+［人類学］という複合語である。つまり、文化について研究する人類学である。

■　文化や人類学の学問的概念についてさらに詳しく勉強する

■　じっさいの大学（教養レベル）のカリキュラムをみる

もうひとつ大切なことは、文化人類学者がなにをやる人間であるかということである。

彼女（あるいは彼）は次の３つの活動にまとめられる

■　フィールドワークをおこなう

■　フィールドワークにもとづく調査報告（民族誌：みんぞくし）を書く

■　これらの活動をもとに、教育や研究をおこなったり、社会に対して意見を述べたり、行動をおこす。（その一例）

さらに異端的（heterodox）方法がある。それは・・・

■　いきなり教える側の立場にたって考える方法である。

これは、闇雲に勉強するよりも、教師がまず何を教えようとするのか、について洞察を深める方法である。

それ以外にも文化人類学を勉強する方法がある。

■　その分野で使われる用語や概念をざ〜っと眺めてみる

■　その分野の個別の研究を読んでみる

■　過去の授業（池田光穂）の講義リストを眺める

■　それ以外にも、クリフォード・ギアツの次のような助言も重要だ。

「学問を知るには、その学問を研究している人たちがいったいどんなことを行っているかを見るべきである。」

■　文化人類学者の仕事のうち情報の収集と発信についてはここでリンクしてね。

■　映像（ビデオやDVD）で自習するという方法もある