フィールドワークについて
fieldwork,野外調査,現場調査
解説:池田光穂
フィールドワークの外延的定義は次のとおりです。
フィールドワーク(field work)とあるいはフィールド研究(field research)は、「研究対象となっている人びとと共に生活をしたり、そのような人びと[イン フォーマント] と対話したり、インタビューをしたりする社会調査活動のこと」である。
文化人類学者は、フィールドワークにもとづいて、人びとの生活に関する記述であり同時にその 人類学的考察である記録(主に書物)である民族誌(みんぞくし・エスノグラフィー)を 著します。
さらに詳しい解説は以下のあるリンクを参照してください。◆は用語法や方法論にかんする話、◆はそこから派生するエッセイ、◆はさらに周辺領域の話やマニュアルです。
パイドロスに応えるソクラテスのことば
私は学ぶことを愛する人間なのだ。…… とは言え、どうやら君は私を外へ連れだす薬物を発見したようだね!(dokein moi tes emes exodou to pharmakon eurekenai)——『パイドロス』
仮想空間におけるフィールドワークについては、「オ
ンライン・フィールドワークとオンライン・エスノグラフィー」を参照してください。
◆ フィールドワーク論 (概念について議論します) ◆ インフォーマント ◆ 人類学的インタ ビューとは? ◆ 民族誌 ◆ 質的研究(→「質的研究のデザイン」)
◆ 量的アプローチ ◆ エスノメソドロジー ◆ グ ラウンディッド・セオリー(grounded theory) ◆ シカゴ学派 ◆ フィールドノートの整理 ◆ フィールド ワークの期間はどれくらいが適当か? ◆ フィールドワークの現象学 ◆ フィールドワーカー の本当の敵は肘掛け椅子の人類学者ではない ◆ フィールドワーク研究の倫理 ◆ 倫理学者=人類学者? ◆ 若いフィールドワーカーへの助言 ◆ 量的研究〈対〉質的研究 ◆ リサーチプロポーザルへの5つのステップ ◆ 文化人類学者の情報収集 [関連用語]民族誌 (ethnography) [関連用語]参与観察 (participant observation)
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