人工知能言説の生産者たち
Artificial intelligence, AI
解説:池田光穂
●AIディスコース生産者&関係者たち
Ray Kurzweil |
レイ・カーツワイル |
1948- |
シンギュラリティ=技術的特異点
(Technological Singularity, Singularity)提唱者。自分の生身の頭脳情報をアップロードを希望。 |
Joseph
Weizenbaum |
J・ワイゼンバウム |
1923-2008 |
|
H・ドレ イファス |
|||
John von Neumann, |
フォン・ノイマン |
1903-1957 |
|
I. J. Good |
アーヴィング・ジョン・グッド |
1916-2009 |
|
Stanislaw Ulam |
スタニスラウ・ウラム |
1909-1984 |
|
Slavoj Žižek |
スラヴォイ・ジジェク |
1949- |
(ジジェク大全) |
Elon Reeve Musk |
イーロン・マスク |
1971- |
(イーロン・マスクとシンギュラリティ主義の精神)イーロン・マスクはAI研究を「核 兵器より危険」とまで主張しているらしい(マーティン・フォード 2020:9) |
Martin
Ford |
マーティン・フォード |
Martin Ford is a
futurist and author focusing on artificial intelligence and robotics,
and the impact of these technologies on the job market, economy and
society. Rise
of the Robots, 2015.(『ロボットの脅威』) |
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Yoshua Bengio |
ヨシュア・ベンジオ |
Univ. of Montreal【ディープラーニング/ニューラルネットワーク】 | |
Stuart Russell |
スチュアート・J・ラッセル |
UC Berkeley |
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Geoffrey Hinton |
ジェフリー・ヒントン |
Univ. of Toronto
and Google 【ディープラーニング/ニューラルネットワーク】 |
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Nick Bostrom |
ニック・ボストロム |
Univ. of Oxford.
Superintelligence: Paths, Dangers, Strategies, の著者(彼のHPはすごい!!)[ニック・ボストロム] |
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Yann LeCun |
ヤン・ルカン |
1960- |
Facebook【ディープラーニング
/ニューラルネットワーク】『学習する機械』松尾豊監訳、講談社、2021.(▶第1章 AI革命▶
第2章 AIならびに私の小史▶
第3章 単純な学習機械▶
第4章 最小化学習、学習理論▶
第5章 深層ニューラルネットワークと誤差逆伝播法▶
第6章 AIの支柱、ニューラルネットワーク▶
第7章 ディープラーニングの現在▶
第8章 Facebook時代▶
第9章 そして明日は?AIの今後と課題▶
第10章 AIの問題点) |
Fei-Fei Li |
フェイフェイ・リー |
Stanford and
Google(→「社会の価値
観が反映された技術をつくるために:フェイフェイ・リーが語る「人間中心のAI」への道(前編)」) |
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Demis Hassabis |
デミス・ハサビス |
DeepMind |
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Andrew Ng |
アンドリュー・エン |
AI Fund |
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Rana el Kaliouby |
ラナ・エル・カリウビ |
Affectiva |
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Daniela L. Rus |
ダニエラ・ルス |
1963- |
MIT, MIT
Computer Science and Artificial Intelligence Laboratory (CSAIL) and
head of its Distributed Robotics Lab. |
James Manyika |
ジェイムズ・マニカ |
McKinsey |
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Gary Marcus |
ゲアリー・マーカス |
NYU |
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Barbara Grosz |
バーバラ・J・グロース |
Harvard |
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Judea Pearl |
ジュディア・パール |
UCLA |
|
Jeff Dean |
ジェフリー・ディーン |
Google |
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Daphne Koller |
ダフニー・コラー |
Stanford |
|
David Ferrucci |
デイヴィッド・フェルッチ |
Elemental
Cognition |
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Rodney Brooks |
ロドニー・ブルックス |
Rethink Robotics |
|
Cynthia Breazeal |
シンシア・ブリジール |
MIT |
|
Josh Tenenbaum |
ジョシュア・テネンバウム |
MIT |
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Oren Etzioni |
オーレン・エツィオーニ |
Allen Institute
for AI |
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Bryan Johnson |
ブライアン・ジョンソン |
Kernel |
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Avram Noam Chomsky |
ノーム・チョムスキー |
1928- |
(フォード 2015:286) |
Steven Arthur Pinker |
スティーブン・ピンカー |
1954- |
(フォード 2015:286) |
Max Erik Tegmark |
マックス・テグマーク |
1967- |
(フォード 2015:286) |
Gary F. Marcus |
ゲイリー・マーカス |
1970- |
(フォード 2015:286) |
Paul Zachary Myers,
PZ Myers |
P.Z. マイヤーズ |
1957- |
(フォード 2015:287) |
James Graham Ballard |
ジェームズ・バラッド |
1930-2009 |
(フォード 2015:288) |
Richard Phillips
Feynman |
リチャード・ファインマン |
1918-1988 |
(フォード
2015:291)"In a lecture held by 1965 Nobel Laureate in Physics Richard
Feynman (1918–1988) on September 26th,
1985, the question of artificial general intelligence" |
Kim Eric Drexler |
K.エリック・ドレクスラー |
1955- |
ナノテクノロジーや分子機械の命名者 (フォード 2015:292) |
William Nelson Joy |
ビル・ジョイ |
1954- |
「なぜ未来は人間を必要としないのか」 (フォード 2015:294) |
John Michael
Crichton |
マイケル・クライトン |
1942-2008 |
小説家。ナノボットの捕食をテーマにす る小説『プレイ:獲物』の著者(フォード 2015:295) |
Michio Kaku |
ミチオ・カク(賀来 道雄) |
1947- |
(フォード 2015:298) |
GPT-3 |
Elon Musk |
Generative
Pretrained Transformer 3 |
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Machine Learning |
機械学習 |
1959- |
データから学ぶことが可能なアルゴリズ
ムを作り出そうとするもの(フォード 2020:19)"The term machine learning was coined in
1959 by Arthur Samuel, an American IBMer and pioneer in the field of
computer gaming and artificial intelligence" |
deep learning |
深層学習・ディープ・ラーニング |
人工ニューラルネットワーク。「パ
ラメーター化され多モジュールを相互接続したネットワーク(グラフ)に適用される学習方法の総称。学習では、勾配降下法をつかってモジュールのパラメー
ターを修正する。通常、勾配は誤差逆伝播法によって得られる。多層ニューラルネットワークの訓練は、ディーブラーニングの一例である」(ル
カン 2021:376)。 |
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backpropagation |
誤差逆伝播法 |
バックプロパゲーション:機械学習において、ニューラルネットワークを学習させ
る際に用いられるアルゴリズム。 |
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gradient descent,
GD |
勾配降下法 |
重みを少しずつ更新して勾配が最小にな
る点を探索するアルゴリズム。確率的勾配降下法。 |
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超知能 |
|||
Recurrent Neural
Network, RNN |
リカレント・ニューラル・ネットワーク |
ニューラルネットワークを拡張して時系
列データを扱えるようにしたもの(再帰型ニューラルネットワークとも言う) |
|
Convolutional
neural network, CNN |
畳み込みニューラルネットワーク |
機
械学習において、畳み込みニューラルネットワーク(たたみこみニューラルネットワーク: Convolutional neural network,
CNNまたはConvNet)は、順伝播型人工ディープニューラルネットワークの一種である。画像や動画認識に広く使われているモデル。 |
|
Feedforward
neural network |
A
feedforward neural network is an artificial neural network wherein
connections between the nodes do not form a cycle.[1] As such, it is
different from its descendant: recurrent neural networks. |
||
Boltzmann machine |
ボルツマンマシン |
ボルツマン・マシン
(Boltzmann machine)は、1985年にジェフリー・ヒントン(Geoffrey Everest
Hinton)とテリー・セジュノスキー(Terry Sejnowski)
によって開発された確率的(Stochastic
neural network)回帰結合型ニューラルネットワークの一種 |
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Bayesian inference |
ベイズ推論 |
ベイジアン機械学習(ベイズ機械学習) |
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教師あり学習 | 注意深く構造化されたトレーニングデー タを分類またはラベルづけして学習アルゴリズム。(フォード 2020:21) | ||
強化学習 |
実践または試行錯誤による学習(フォー ド 2020:22) | ||
教師なし学習 |
周囲の環境から入ってくる構造化されて いないデータから直接学習をおこなうこと(フォード 2020:23) | ||
Artificial general intelligence | 汎用人工知能 | 人間と同じ能力をもつ人工知能は、汎用人工知能(Artificial general intelligence)と呼ばれる。強いAIとも言われる。 | |
Turing test |
チューリング・テスト |
ア
ラン・チューリング(1950)が提案した、ある機械が「人間的」かどうかを判定するためのテストである。その定義は、完全にマスクされた判定者が、機械
と人間との確実な区別ができなかった場合、この機械はテストに合格、すなわち「人間的」であるということに合格したことがある。これが「知的であるかかど
うか」とか「人工知能であるかどうか」とかのテストであるかどうかは、「知的」あるいは「(人工)知能」の定義、あるいは、人間が知的であるか、人間の能
力は知能であるか、といった定義に依存する。 |
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Marvin Minsky |
マービン・ミンスキー(1927-2016) |
人工知能研究におけるフレーム理論(Frame
)の提唱者。『2001年宇宙の旅』のアドバイザー。 |
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ASILOMAR AI PRINCIPLES |
アシロマの原則 |
Artificial
intelligence has already provided beneficial tools that are used every
day by people around the world. Its continued development, guided by
the following principles, will offer amazing opportunities to help and
empower people in the decades and centuries ahead.
/世界中の人々が毎日使用する役に立つツールとして、すでに人工知能は利用されています。人工知能の開発が今後以下で示す原則に基づいて行われるならば、
それは数10年さらに数世紀にわたる将来において、人々に役立ち豊かな暮らしをもたらしうるでしょう」 -
https://futureoflife.org/ai-principles-japanese/ |
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旧クレジット:「AIディスコースの生産者た
ち」
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その他の情報
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Copyleft, CC,
Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1997-2099