はじめに よんでください

田辺繁治『生き方の人類学』講談社、2003年:解説ノート

My life is the opposite of how I see it. I think all choices are painful, but I don't think the choices are painful for me. - Isaiah Berlin

たなべしげはる・いきかたのじんるいがく〈一読者による解説ノート〉

「悲劇的な人生 を送らなかった人間がどうして悲劇的な選択をこれほど強調し、内的な衝突に苦しめられている人たちにこれほど共感するのか。彼の答えは簡単だった。『私の 人生は私の見方とは反対である。私はすべての選択は苦痛に満ちていると思うが、選択が自分にとって苦痛だとは思わない』。もしそれが本当だったとしたら、 彼の仕事は、自分自身の人生ではなく、自分以外の人の生き方を想像する能力に 負っていたのである」(マイケル・イグナティエフ『アイザイア・バーリン』石 塚雅彦・藤田雄二訳、315頁、2004)

世界に対する多様な関係を構築していく〈自由の実践〉」こそが、田辺繁治のいう生き方で ある(田辺 2003:220)

ページによる解説
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序 章  実践とは何か? 0-SPractice_anthro_STanabe_2003.pdf
第1 章  実践知の系譜 1-SPractice_anthro_STanabe_2003-2.pdf
第2 章  実践を生みだす母胎—ハビトゥス 2-SPractice_anthro_STanabe_2003-3.pdf
第3 章  実践コミュニティ 3-SPractice_anthro_STanabe_2003-4.pdf
第4 章  儀礼における実践—北タイの霊媒カルト 4-SPractice_anthro_STanabe_2003-5.pdf
第5 章  苦悩のなかの実践—エイズ自助グループ 5-SPractice_anthro_STanabe_2003-6.pdf
第6 章  アイデンティティと生き方 6-SPractice_anthro_STanabe_2003-7.pdf

リン ク

  • 池田光穂▶︎総 合案内所▶︎︎授 業案内文化人類学はじめの一歩︎▶人類学の最前線︎︎▶︎田 辺繁治(1943-)文化人類学人物群像ハビトゥス論︎︎▶︎▶︎︎▶︎▶︎
  • 文献

  • Isaiah Berlin : a life / Michael Ignatieff, New York : Metropolitan Books , 1998.
  • その 他の情報


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