キャンパス・ハラスメント対策入門
Introduction to understanding "harassment in university campus"
池田光穂
"Harassment
(/həˈræsmənt/ or /ˈhærəsmənt/) covers a wide range of behaviours of an
offensive nature. It is commonly understood as behaviour intended to
disturb or upset, and it is characteristically repetitive. In the legal
sense, it is intentional behaviour which is found threatening or
disturbing." - Wikipedia, "Harassment"
"The word is based in English since circa 1618 as loan word from the French harassement, which was in turn already attested in 1572 meaning torment, annoyance, bother, trouble and later as of 1609 was also referred to the condition of being exhausted, overtired." - Wikipedia, "Harassment"
■ ハラスメントの諸カテゴリー（日本語）とその定義
■ ハラスメントではないかと疑った時に（潜在的被害者も加害者も）まずおこなうべき「内省」 の方法
その問題化された「行動」や「発言」を、自分が行っ たり／自分が受けたりしたときに、つまり相手の立場に置き換えた時に、少しでも違和 感を感じた時には、ハラスメントになりえると考えるべきです！
■ ハラスメント→自己点検リスト「ハラスメント意識チェック」
セクシュアル・ハラスメントチェック（人事院）
パワーハラスメント・管理者用・チェックリスト（厚生労働省 pdf にリンクします）
アカデミックハラスメント及びパワーハラスメントに関するガイドライン参考資料（大阪大学 クリックすると直接ダウンロードします pdf）
■ Harassment Awareness Quiz
The
Sexual Harassment: Awareness & Prevention Quiz will test your
knowledge to confirm understanding of the course objectives., by ProProf.
■ ハラスメントを受けた／受けているという認識をもたれている方は、次のような相談窓口がありますので、ご相談ください（番号は便宜的なものです。どの順番でもかまいません）。
１．部局のハラスメント防止対策委員（インターネット［ここからリンク］をごらんください：なお担当者がわからない場合は、リストがありますで、事務部に相談してください）
２．部局ないしは、他部局のハラスメント相談員（インターネット［ここからリンク］をごらんください：担当者がわからない場合は、リストがありますで、事務部に相談してください）
３．大阪大学ハラスメント相談室（相談時間はこちらを参照してください）
３．１ 吹田地区（工学部U1E棟４階）［セクシュアルハラスメント：06-6879-7169］［アカデミック・パワーハラスメント：06-6879-7169］
３．２ 豊中地区（キャンパスライフ健康支援センター東階段2階）それぞれ相談日時が異なります［相談室01：06-6850-5029／相談室02：06-6850-6006］
３．３ 箕面地区管理棟3階［金曜日1400-1700：072-730-5112］
以上の情報は「大阪大学ハラスメントの防止等」を参照してください。
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解説編（まとめ）
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■ セクシュアル・ハラスメント、ジェンダー・ハラスメントの実例
■ アカデミック・ハラスメント、パワー・ハラスメント、アルコール・ハラスメント
| ■アカデミック・ハラスメント／パワー・ハラスメントの例（→「研究不正」に該当するものもあります） ・正当な理由なく研究・教育上の指導を一切しない。 ・本人の希望に反する学習・研究計画や研究テーマを十分な説明もせず、無理矢理押しつける。 ・正当な理由なく、文献・図書や研究機器類を使わせないことで、研究の遂行を妨害する。 ・正当な理由なく、実験機器や試薬などを勝手に廃棄し、実験の遂行を妨害する。 ・正当な理由なく、必要な出張届や物品購入を承認しないことで、出張や物品購入を妨害する。 ・正当な理由なく研究室や資料室などへの立ち入りを禁止する。 ・正当な理由なく、研究や職務に関して人と相談することを一切禁止する。 ・必要もないのに、休日の研究や深夜における指導を強要する。 （→「正当な理由なく、休日出勤や残業を強要する。」） ・休暇の申請を不当に認めない。 ・談合などの違法行為を強制する。 ・研究費から支出すべき実験の費用などを不当に学生等に負担させる。 ・空バイト・空謝金（アルバイトをしたという架空の書類を学生等に作らせ、不正に研究費を引き出すこと）などの金銭的不正行為を強要する。 ・研究データの捏造、改竄を強要する。（→「虚偽の書類の作成や、書類の改竄を指示する。 」） ・論文の内容、著者順などについて共著者に説明することなく、また、了承を得ずに投稿する。 ・不当な勤務評定を行う。 ・退職や転職を強要する。 ・学生等の未公刊論文の内容を指導教員が無断で引用する。 ・プライベートな行動に付き合うことや送り迎えを強要する。 ・単位の不認定の理由を聞かれてもまったく教えない。 ・卒業・修了の判定基準を恣意的に変更して故意に留年させる。 ・正当な理由なく、就職や他大学の進学に必要な推薦書を一切書かない。 ・正当な理由なく、就職活動を禁止する。 ・「結婚したら研究者としてやっていけない。」などといって、結婚と学問の二者択一を迫る。 ・結婚と職務継続の二者択一を迫る。 ・本人が希望しているにもかかわらず、退職を認めない。 ・本人の望まない退職や、他の研究教育組織への不当な異動を強制する。 ・部下を無視したり、侮辱的言動をする。 ・正当な理由なく、面談等直接的なコミュニケーションを拒否する。 ・虚偽の噂を流したり、怪文書を配る。 ・学生の論文原稿を目の前で破り捨てたり、ゴミ箱に捨てたりして侮蔑する。 ・些細なミスを大声で叱責したり、あえて人前でなじったりする。 ・業務の指導の範囲を超えて、相手の人格を傷つけ、人権を侵害するような言動を行う。 ・正当な理由なく、面談等直接的なコミュニケーションを拒否する。 ・個人的な感情によって特定の学生に対して指導を拒否したり、侮蔑的言辞を与える。 ・虚偽の噂を流したり、怪文書を配るなど不当に人格や地位をおとしめる行為をする。 ・職務上知り得た教職員や学生等の個人情報を不当に他の教職員や学生等に告げてまわる。 ・職務上知り得た部下や同僚の個人情報を不当に他の教職員に告げて回る。 ・プライベートなことがらをしつこく聞き、強引に勝手なアドバイスをする。 【出典】大阪大学「アカデミック・ハラスメント及びパワー・ハラスメントに関するガイドライン参考資料」 |
■ それ以外のハラスメント
■ ハラスメントを受けた後に、被害者がとるさまざまな行動・心理的傾向——ここから（逆に想 定して）自分がハラスメントの加害者になっていないのかモニターしましょう！
■ ハラスメントを受けた人が、相談する相手
■ ハラスメントを受けた人が何も対処行動をしなかった時の（想定される、あるいは言明する） 理由
■ ハラスメントを受けた後に被害者が受ける心理的・身体的な変化——ここからハラスメント被 害者の気持ちや被害の大きさを忖度［そんたく］してみましょう
■ ハラスメントを受けた後に被害者人が感じたり思ったりする対処方法——ハラスメント被害者 のその後の行動を忖度［そんたく］してみましょう
■ ハラスメントを特に研究や教育の現場で防ぐには？（総論）
■ ハラスメントを特に大学で防ぐには？（各論）
リンク・文献・資料など
資料：最近の報道から
「職 場でのマタニティーハラスメント（マタハラ）について、生命保険コンサルタント会社が妊娠・出産経験のある女性５００人を対象に調査した結果、６人に１人 に当たる１６％がマタハラを受けたことがあると答えたことが８日、分かった。解雇を切り出されたり、心ない言葉を言われたりしたとの回答が目立ち、現場での被害 の一端がうかがえる」沖縄タイムス［電子版］、2015年7月8日）。
■パワハラの法律的定義「職場において行われる優越的な関係を背景とした言動」（パワハラ防止法＝「労働施策総合推進法（旧雇用対策法）」「女性活躍推進法」「男女雇用機会均等法」「育児・介護休業法」「？？」の法律５本の改正）
職場のパワーハラスメントについて（厚生労働省）
その他の情報
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