はじめによんでください

白熊の三段論法

On Syllogism on Polar Bear

解説:池田光穂

問題

以下の5つの会話はアレクサ ンドル・R・ルリアAlexander Luria, 1902-1977)の研究グループが1930年代にウズベク地 方で調査した資料からの抜粋である。被験者が個人的経験を持たないような状況を想定した三段論法を提示し、そこから推論するように指示されている。これら の会話例では「(i)雪の降る極北では熊はすべて白い。(ii)ノーバヤ・ゼムリヤーは極北にある。(iii)そこの熊は何色をしているか?」という質問 [文中では<白熊>の三段論法と呼ばれている]が与えられている。

5つの会話を(a)発話の内容それ自体、および(b)発話の社会的文脈という2つの観点か ら分析しなさい。と、図書館長ホルヘは電脳大の学生の君に以上のように 質問した。

【出典】ルリア(ないしはルリア)、アレクサンドル『認識の史的発達』森岡修一訳、明治図書、 1976年

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■ルリア略伝——アレクサンドル・R・ルリアAlexander Luria, 1902-1977


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