リサーチ・デザイン
Research Design, 2018
池田光穂
科目名 |
リサーチデザイン |
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科目名(英語) |
Research Design |
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氏名 |
池田 光穂 |
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使用言語 |
日本語 |
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目的と概要 |
この授業は、質的研究のデザイン(計画
立案)と実践、また最終的な
成果物であるエスノグラフィー(民族誌)について考えます。研究のデザインを立案することは、その研究方法についての具体的な戦略を考えることにつながり
ます。そのため、それぞれの方法についてのミニ実習とアウトカム発表をおこなうことも、この授業の目的になります。 |
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学習目標 |
1.質的方法の特性について理解し、量
的方法との違いや、それぞれ の利点と弱点を、他者(同僚の学生)に説明することができる。 2.さまざまなタイプの質的方法について、簡潔な定義を与えることができ、その方法を駆使すれば、どのようなアウトカムを得られるか、他者に説明すること ができる。 3.質的な方法論とそれにもとづくエスノグラフィーの記法を学び、日常生活におけるさまざまなコラボレーションのあり方(=コラボレーション・デザイン) を発見し、各人の立場から具体的な解決方法を提言することができる |
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履修条件 |
参加型の授業のために、毎回出席し、ま
た相互に見知らぬ受講生と積極的にコラボレーションすることが受講の条件になります。 |
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授業計画 |
15回分の授業とスケジュールは以下のとおりです。
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授業外学習 |
シラバスをみていただき、事前にテーマ
を想像されたり、情報を入手しておくと、学習意欲向上のインセンティブになると思います。復習用の資料のダウンロードや、スケジュールの変更などは、【質
的研究のデザインとエスノグラフィー】のページなどでお伝えします。 |
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フリック,ウヴェ『質的研究入門』小田
博志ほか訳、春秋社、 2011年.ISBN 9784393499108 |
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・パーカー、イアン『ラディカル質的心
理学』八ッ塚一郎訳、ナカニシヤ書店、2008年、ISBN 9784779502972 ・データ対話型理論の発見 : 調査からいかに理論をうみだすか / B・G・グレイザー, A・L・ストラウス著 ; 後藤隆, 大出春江, 水野節夫訳,東京 : 新曜社 , 1996 |
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平常点(60%)とレポート(40%)
を基礎にして平常点(=発言 を通した授業への貢献)を加味して総合的に判断します。 |
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コメント |
なし |
[授業形態]
実習ですが単位計算は15コマ2単位(この授業は15コマ分を想定しています)
[授業目標]
学部レベルの文化人類学の現地調査(フィールドワーク)を習得する。
[授業の内容]
文化表象学において民族誌調査を基礎に卒業論文を作成する予定の学生を対象 ににし、文化人類学上の方 法論や調査における倫理規定などを演習形式で学ぶ。文化人類学の専門知識の習得を前提にして調査予定地の民族誌資料にもとづく総説論文の作成、さらにリ サーチ・プロポーザルの作成、監督諸官庁の調査許可取得の取り方の基本的知識について、実習を通して学ぶ。
[キーワード]
[テキスト]
!池田光穂「文化人類学調査研究入門」
[参考文献&リンク集]※制 作して17年後の最新の授業です!お楽しみください!
[過去の事例]
[評価方法]平常点、作成される調査実習報告書の評価
[履修上の指導]
[クレジット]旧称:文化表象学調査実習2002
(ベーシック版:前半)——熊本大学文学部地域科学科文化表象学教室(当時)
[+++]池 田光穂「文化人類学調査研究入門」