はじめによんでください

ネオ・アクションリサーチの探究
Theory and Practice of Action Research


2018年版はこちらです!

池田光穂

1.履修対象/Eligibility
COデザイン科目(学部3年以上、大学院生)[→池田光穂の授業に戻る
2.開講時期/Schedule
★終了案件:セメスター夏学期(2017年度)6限・7限:6月15日・22 日・29日:7月6日・13日・20日・27日:8月2日
3.講義室/Room
412号室(総合棟Ihttps://goo.gl/8KBAvV]ー 4階)
4.講義題目/Course Name
協働術A(アクションリ サーチの理論と実践)新自由学芸科目(新しいリベラルアーツ)
5.授業の目的と概要/Course Objective
この授業は、ネオ・アクションリサーチについて、考えます。このリ サーチがもた らす最終的な 成果とはなにかについて考えます。この授業は新しいネオ・アクションリサーチをさまざまな角度から考察することを目標にします。このことを実現するため に、解説つきで ドン・タプスコットとアントニー・ウィリアムズ『マクロウィキノミクス : フラット化・オープン化・ネットワーク化する社会をいかに生きるか』を読みます。
なお、ネオ・アクション・リサーチは、「アクションリサーチを超えたリサーチを通したアクションを通した社会的実践のことであることを、ここでは、まず暫定的に定義しておきます。
6.学習目標/Learning Goals
1.ネオ・アクションリサーチの特性について理解し、それ以外の リサーチ(調査)方法との違いや、それぞれ の利点と弱点を、他者(同僚の学生)に説明することができる。
2.アクションリサーチについて、簡潔な定義を与えることができる。 また、ネオ・アクションリサーチ(→「マクロウィキノミクス」にインスパイ アされた実践研究=研究実践)はどのような社会的文脈のなかで可能になるのか、どのような アウトカムを得られるかについて、他者に解説すること ができる。
3.具体的にネオ・アクションリサーチを考案することができ、対象となる集団をみつけだし、それに対してどのようなアプローチをとれば、アクションリサー チとな るのか、そして、アクションリサーチの可能性と限界について、他者に対してきちんと説明できるようになる。

Banner : http://www.macrowikinomics.com/
7.履修条件・受講条件/Requirement; Prerequisite
参加型の授業のために、毎回出席し、また相互に見知らぬ受講生と積 極的にコラボレーションすることが受講の条件になります。
8.特記事項/Special Note
 特記事項/Special Note     シラバスをみていただき、事前にテーマを想像されたり、情報を入手しておくと、学習意欲向上のインセンティブになると思います。復習用の資料のダウンロー ドや、スケジュールの変更などは、以下のウェブページからリンクする【授業】のページなどでお伝え します。
9.授業計画/Special Plan;(毎回)題目/Title;(毎回)内容/Conten
-----6月15日--------------------- ---------------
0.アクションリサーチから「離床」してネオ・アクションリサーチへの「移行」は可能か?(レクチャー)
1.世界中の厄介な問題は再起動できる
2.あらゆる知識がつがなる時代に守るべき5原則
ファイル《01-Macrowiki-Jap-2013-2.pdf
-----6月22日------------------------------------
3.だれでも銀行になるなれる社会
4.イノベーションのヒントは、いつも外にある。
5.コラボレーションで緑の地球をとりもどす
6.代替エネルギー経済は、ウィキノミクスで実現する
ファイル《02-Macrowiki-Jap-2013-3.pdf
-----6月29日------------------------------------
7.21世紀の移動は、相乗りが基本になる
8.大学よ、さようなら
9.ソーシャルネットワークが科学的発見を牽引する
10.患者コミュニティの台頭が医療を推進させる
ファイル《03-Macrowiki-Jap-2013-4.pdf
-----7月06日------------------------------------
11.新聞なき後のジャーナリズムは、誰が担うのか?
12.音楽業界がマスコラボを先取りする
13.テレビと映画の明るい未来
ファイル《04-Macrowiki-Jap-2013-5.pdf
-----7月13日------------------------------------
(休講):レポート作成(メールによる提出)
-----7月20日------------------------------------
14.集合知で行政に付加価値を与える
15.市民が監察官となる日
16.グローバルな問題解決:国境を越えて
17. Fighting for Justice: User-Generated Freedom from Tehran to Rangoon to Beijing
ファイル《05-Macrowiki-Jap-2013-6.pdf
-----7月27日------------------------------------
18.改革のための基本原則
19.頭脳共有のリーダーシップ
ファイル《06-Macrowiki-Jap-2013-7.pdf
-----8月03日------------------------------------
00.参考文献資料など
まとめの授業の資料の検討
ファイル《00-Macrowiki-Jap-2013.pdf
ファイル《07-Macrowiki-Jap-2013-8.pdf
10.授業形態/Type of Class
講義とワークショップ
11.授業外における学習/Independent Study Outside of Class
復習用の資料のダウンロードや、スケジュールの変更などは、以下の ウェブページからリンクする【質的研究のデザインとエスノグラフィー】のページなどでお伝えします。
読書の方法
勉強できる身体改造法
勉強のやり方・指南
12.教科書・教材/Textbooks;著者名/Author; 教科書名/Title;出版社名/Publisher;ISBNコード/ISBN;
・授業に使う教材は、《URL》から各人ダウンロードしてくださ い。パスワードがかけてありますので、授業の際にお知らせするパスワードを入力して解錠してください。ちなみに先に日本語を読んで「こんな奇矯な熟語があ るのか?」と驚いた人は、英語版読むと、比較的素直な英文とその用語法に出会います。つまり、日本語の訳者である夏目大氏は、達意の訳文を成し遂げなが ら、かなりとっぴなリード文に「意訳」してあります。もちろん、これは夏目氏責任ではなく、この書肆の編集者の責任かもしれません。
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コンテンツ解説※英語版には17. Fighting for Justice: User-Generated Freedom from Tehran to Rangoon to Beijingがあります
ウィキノミクスからマクロウィキノミ クスへ1-4-DTapscottETAL_macroWikinomics2010.pdf
1.世界中の厄介な問題は再起動できる
2.あらゆる知識がつがなる時代に守るべき5原則
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経済の土台をみつめなおす
3.だれでも銀行になるなれる社会
4.イノベーションのヒントは、いつも外にある。
++++++++
地球を救う新産業革命02-DTapscottETAL_macroWikinomics2010-2.pdf
5.コラボレーションで緑の地球をとりもどす
6.代替エネルギー経済は、ウィキノミクスで実現する
7.21世紀の移動は、相乗りが基本になる
++++++++
知の下克上がはじまる
8.大学よ、さようなら
9.ソーシャルネットワークが科学的発見を牽引する
10.患者コミュニティの台頭が医療を推進させる
++++++++
誰でもメディアの生き残り戦争03-DTapscottETAL_macroWikinomics2010-3.pdf
11.新聞なき後のジャーナリズムは、誰が担うのか?
12.音楽業界がマスコラボを先取りする
13.テレビと映画の明るい未来
++++++++
公共の場を再構築する
14.集合知で行政に付加価値を与える
15.市民が監察官となる日
16.グローバルな問題解決:国境を越えて
17. Fighting for Justice: User-Generated Freedom from Tehran to Rangoon to Beijing
FREEDOM AND ITS ENEMIES 322
When the Wiki World Meets International Diplomacy 324
A NEW NARRATIVE ON IRAN 326
SLOGGING FOR FREEDOM: A NEW BOTTOM-UP DIALOGUE BETWEEN MUSLIMS AND THE WEST 328
Rise of the Arabic Blogosphere 329
Youth Bulges: A Force for Freedom or Tyranny? 330
BURMA AT THE CROSSROADS: A CAUTIONARY TALE 332
The Evolution of Conflict in Burma 333
Which Way Forward? 335
AWAKENING FREEDOM'S ALLIES 336
The Dictator's Dilemma 336
The Ghosts of Tiananmen 338
Let Freedom Ring 229
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ウィキノミクスは広がる04-DTapscottETAL_macroWikinomics2010.pdf
18.改革のための基本原則
19.頭脳共有のリーダーシップ
XX.脚注&索引等
13.参考文献/Reference
・Lewin, K. (1946) Action research and minority problems. J Soc. Issues 2(4): 34-46.(→K_Lewin_Action_research_minority_1946.pdf
透明性の問題について考える:「ゴッフマンと情報公開とミートホープ事件
CO*-DESIGN 用語集
14.成績評価/Grading Policy
毎回の出席は必須です。平常の授業への貢献(60%)とレポート (40%)を基礎にして平常点(=発言 を通した授業への貢献)を加味して総合的に判断します。
15.コメント/Other Remarks
カリキュラムの内容を変更しました!旧版はこちらです:https://goo.gl/TafqkO
16.キーワード/Keywords
質的研究、フィールドワーク、エスノグ ラフィー(民族誌)、ジャーナリズム、表象倫理
17.受講生へのメッセージ/Messages to Prospective Students
関連授業として、質的研究の理論をじっくり学ぶ「質的研究のデザインA」が、また質的研究を通して制作されたエスノグラ フィーを読 んでゆく「質的研究のデザインB」という授業があります

-----【結論:まとめ】--------

マクロウィキノミクスにありますので、そちらを参照してください。
以上が、2017年7月27日の授業の中で議論したことを、まとめたものです。(pdf版:macro-wikinomics_matrix2017

マクロウィキノミクス・研究・ノート」の情報は、それに至る道程です。

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■アクション・リサーチの伝統におけ るナイーブなプラグマティズム

■ツァイガルニク効果 (Zeigarnik effect)

■クルト・レヴィンによるアクション リサーチとは?

■アクション・リサーチおよびアドボ カシー・アプローチ(池田 1989)