まず、テキスト：ブルジェール，ファビエンヌ『ケアの倫理』原山哲・山下りえ子訳、白水社、2014年

の３章構成である。その細部は......

１． 「ケア」の主題：女性たちの声

• 1.1　他者への関心、もうひとつの道徳心理学
• 1.2　ケアは母性ではない
• 1.3　女性たちの不明確な声
• 1.4　どのように自分を見失わずに他者にかかわるか？
• 1.5　心づかいと配慮の性？：性別化されたアイデンティティ
• 1.6　道徳ではなく倫理
• 1.7　どのように、よりよく生きるか？
• 1.8　非対称の世界を相互的にする
• 1.9　フェミニストの倫理
  

２． 配慮すること：リベラルな個人への抵抗

• 2.1　人間は基本的に脆弱である、しかし......
• 2.2　リベラルな人間に対する批判
• 2.3　18世紀における実践哲学の転換
• 2.4　脆弱であること、そしてアイデンティティに対する批判
• 2.5　事故の存在論
• 2.6　脆弱と依存
• 2.7　適切なケア
  

３． 感受性の民主主義

• 3.1　「配慮する」ことのネオリベラルな用法
• 3.2　「ケア」への家族のアプローチ
• 3.3　配慮の実践
• 3.4　社会事業
• 3.5　フランスにおける感受性の民主主義とは？
  

*Fabienne Brugère - L'éthique du care

「フェミニストであることは、聞かれなかった声を聞こえるようにする必要から始まる」——ファビエンヌ・ブルジェール（1913）Fabienne Brugère (1964- ), p.28

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リンク（with password）

• ブルジェール『ケアの倫理』１：01-Brugere_Care_ethics2013.pdf
• ブルジェール『ケアの倫理』２：02-Brugere_Care_ethics2013-2.pdf
• ブルジェール『ケアの倫理』３：03-Brugere_Care_ethics2013-3.pdf

リンク

• ケアの倫理／レヴィナスのケア論／ケアのジェンダー／医療倫理学／生命倫理学／研究倫理データベース／医療人類学における生命倫理学／社会的健康とコミュニケーション／研究上起こり得る人権侵害／認知症ケアの創造／苦悩のなかの実践／コミュニケーションを通した介入にまつわる倫理的問題／／
  
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文献

• 川本隆史「《ケアの社会倫理学》への招待——ケアと社会のインターフェイスを点検する」『ケアの社会倫理学——医療・看護・介護・教育を つなぐ』有斐閣、2005年（with password TKawamoto_care_ethics_2005.pdf ）
• ブルジェール，ファビエンヌ『ケアの倫理』原山哲・山下りえ子訳、白水社、2014年／Brugère, Fabienne, L'éthique du "care," Coll. "Que sais-je?" no3903, PUF. Paris, 2013.
• Manea, Teodra (2015) Care for carers: care in the context of medical migration. in "Ethics of care: critical advances in international perspective." Marian Barnes ... [et al.], Pp.207-218, Policy Press {TManea_careFORcarers2015.pdf}
  

その他