かならずよんで ね!

はんだい Survival 術

Arts and Resistances against campus idiots and dummies

池田光穂

大阪大学生活共同組合(阪大生協)の依頼で、新入生 向けに大阪大学のキャンパスで生き残るための指南を願いたいとの申し入れがあった。また、ダイキン工業株式会社による「​基礎検討フェーズ報告書・研究 テーマ提案」から「2020年度共同研究委受託研究」を受けて「「空気と空間づくり」から考えるイノベーション・キャンパ スの実現」の研究の一環として、本ページ作成に多くの研究成果のアイディアを盛り込んだ。

今や かつての大学(生)の常識は世界の非常識です

1)大学卒 業は最終学歴でなくなった→大学院

2)就職し 結婚し高給をとるのが人生の最上課題では なくなった→現実にはあり得ない、多様性の時代

3)子ども から大人への通過儀礼やモラトリアムの場 所ではなくなった→学生ヴェンチャーや社会活動への参与はヘボ教授よりまもとなのがおおい

4)大学で 一生懸命勉強したというのが人生の勲章で はなくなる→リカレント教育や、学び続ける組織と人間という学習モデル採用は大学よりも文科省が熱心だ

この レクチャーで大学にいる間にこころに銘記してほ しいこと

I. 汝の(人畜無害の)隣人の言うことを聞いてはならない

II. お互いに自己主張のできる友人をつくれ(友人は必ず人間である必要はない)

Acknowledgement:このページは「「空気と空間づくり」から考えるイノベーション・キャンパ スの実現」研究のひとつです!!! いつもご支援いただいているダイキン工業株式会社にはたいへん感謝しています。

はんだい Survival 術(はんだい・さばいばる・じゅつ):レクチャー

H大学生活共同組合(H大生協)の依頼で、新入生向けにH大学のキャンパスで生き残るための指南を願いたいとの申し入れがあった。このキャンパスのみなら ず、日本の、いや全世界の大学生のためのサバイバル術を20分で、みなさんにお届けします(→「YouTube映像」)。
今やかつての大学(生)の常識は世界の非 常識です

1)大学卒業は最終学歴でなくなった→大学院

2)就職し結婚し高給をとるのが人生の最上課題ではなくなった→現実にはあり得ない、多様性の時代

3)子どもから大人への通過儀礼やモラトリアムの場所ではなくなった→学生ヴェンチャーや社会活動への参与はヘボ教授よりまもとなのがおおい

4)大学で一生懸命勉強したというのが人生の勲章ではなくなる→リカレント教育や、学び続ける組織と人間という学習モデル採用は大学よりも文科省が熱心だ

このレクチャーで大学にいる間にこころに 銘記してほしいこと

I. 汝の(人畜無害の)隣人の言うことを聞いてはならない

II. お互いに自己主張のできる友人をつくれ(友人は必ず人間である必要はない)

人間社会の「空気」を入れ替えて、再び人間に「息」をもたらす斬新な方法に ついて

まともな社会人は「空気」など読まない!! 社畜になるな!!
火星の人類学者

火星の人類学者と は「同名のオリヴァー・サックスの科学エッ セー『火星の人類学者』の著作にゆらいする言葉。この本の(の重要なストーリーのひとつ)は、著者サックス が、自閉症者でストレスフリーの動物の屠畜装置発明者のテンプル・グランディンに会いにゆく話です。彼女の独特の対人コミュニケーション感覚、それを本人 は「火星からやってきた人類学者のようだ」という発言をもとに、自閉症者とのコミュニケーションを考える著作です。 一般に火星の人類学者とは、人類学者に とっての異文化経験のインパクトにおける疎外(alienation)や異邦人感(alienated experience)を誇張的に表現した方法で、古くから言われてきたものである——ひょっとしたら、社会学者ロバート・マートンなどが過去に言及して いるかもしれないが、口語法としてよく言われてきたものだと言われる。メルロ=ポンティは異邦人的傍観者という言葉で表現したが、そのような情況に、ごく 普通の人でも陥ることがある。 とりわけ、我々じしんが、地球人の共通の しきたりや作法、あるいは思考法や正義について知っているはずなのだが、知らないうちに(例えば、犯罪容疑 者にされてしまうと)それまで住み慣れてきた世界とは異なる世界があることに気づかされる。マルクス主義や実存主義では、これを現 代人の疎外(alienation)と呼び習わしてきた。 しかし、他方で、ハンス・アスペルガーの瞠目すべき 論文(1946[1996:83-178,439-440])により、適切な治療とその後の教育により、彼/彼女らの後半生に驚くべき成果をみることがで きるのである。このテンプル・グランディンのケースもまさにそれに該当する。私(と共同研究者の竹内慶至氏)は、火星の人類学者たちのソーシャルインク ルージョンのプロセスに大いなる関心をもって、研究をはじめた(→「火星の人類学者の参画について」)(→「火星の人類学者の方法論入門」)。」
タンポポと話す能力(→ 生きのびるための関わり合いと、そのデザイン


「だから、育つという意味を解放するために は、知識が多いほうがいいとか成熟しているほうがいいといった価値基準ではなくて、君のお話に出た「タンポポとおしゃべりする能力」を身につけるというよ うな ことを考えるようにすればいいのです。大学の場合、「タンポポとお話できる能力」なんて言うと(それを理解できないバカ教授どもの間に)ブーイングが出 る。だからバカ教授には「子どもの気持ちを理解できるようにす る」といった形で少し表現のハードルを上げる(本当は下げる)必要はあるかな。そう!一番根幹の部分である学ぶということはどういうことなのかを、それぞ れの分野の中で問 い直されないと、大学の授業というのは変わらないかもしれない。それは言えると思いますよ。僕の結論は、学ばなくてもいい社会がきた らいいなあと(笑)。そういう社会をつくっていけたら、その社会はどうなるんでしょうか。想像してみてください!」〈育つ・学ぶ・働く〉という意味を解放する、より
自力更生(→毛沢東語録の歴史学

中国で社会主義革命と建設を主として自己の力によって遂行することをいう。 延安時期の中国共産党によって唱えられ,抗日戦争,戦後の内戦,中華人民共和国成立後と一貫して主張され,個人,集団および国家の基本的な行動指針の一つ として重視されてきた。解放前は,主として国民党の米英依存政策を批判する観点から主張された。解放後はソ連一辺倒の方針に基づくソ連からの援助を前提と して,米英からの援助は中国人のためのものではないからこれに依存すべきでないと主張されたが,中ソ対立が表面化した 1960年7月のソ連技術者引揚げ以後は,帝国主義諸国のみならず社会主義国ソ連からも自立すべきであるとして,ソ連に対しても自力更生が唱えられるにい たった。そのモデルとしては,農業における大寨,工業における大慶などがあげられた」コ トバンク、より)
創造的失業の権利

「。そもそも我々は働かないといけないし、労働の中に喜びを見出すという世界の中に生きているんですが、それに対して彼は「創造的失業の権 利」ということを提唱しています。それは要するに、クリエイティブなことやアクティブなことをする、つまり、人間の本来性を取り戻すためには、(苦役とし ての疎外労働つまり賃労働の)仕事しなければな らないという観念から解放される権利があるということを認識しなければなりません。だから(極論するならばお金のためにしたくない)仕事などはしなくても いいんです!実際、金融市場で大もうけした元CEOや 大富豪は、働かないでしょう? そして多くの労働者は「いいなぁ、お金持ちは働かなくてぇ」と憧れます。すべての人にとって、賃労働とは苦役に他ならな い。そのとおりです。マルクスとエンゲルスは、労働者には、支払われていない「賃金」がある。それを資本家(=資金を元に金融や工場や新商品開発などに投 資して、どんどんお金持ちになる人たち)は「搾取」(=黙って盗み盗る)しているのだ、とかつて彼らは告発しましたが、それは正しい指摘だったのです。」〈育つ・学ぶ・働く〉という意味を解放する、より

専門家の横暴について

イヴァン・イリッチ:, 1926-2002
高校生向けレポートの書き方講座

文化人類学人物群像

Kobo_daishi_KUKAI: What I want to say is, it depends on how you feel about it..

KANETETSU_boy: That's really something!!!

どのようにして問題発見能力を鍛えるか?

「経営者のみならず、学生、院生、生徒にも、会得可能な問題発見の方法について(ロベルト 2010:7-8) 1)情報のフィルターをかける(→情報ありすぎでもこ まる「インフォデミック」) 2)人 類学者のように観察する 3)パターンを探し、分類しソートをする 4)バラバラの点を線でつなぐ(KJ法ではなくなるべ くロジックツリーで) 5)価値ある失敗を奨励する 6)話し方と聴き方を訓練する 7)行動を振り返り、反省のプロフェッショナルになる(→ 「反省的実践家」)」
池田光穂の「ウラバス(=裏のシラバス)」暫定版

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この内容の講演版は、左のYouTube映像で20分程度で鑑賞するこ とができます:はんだい Survival 術(はんだい・さばいばる・じゅつ):レクチャー→(解説)「H大学生活共同組合(H大生協)の依頼で、新入生向けにH大学のキャンパスで生き残るための 指南を願いたいとの申し入れがあった。このキャンパスのみならず、日本の、いや全世界の大学生のためのサバイバル術を20分で、みなさんにお届けしま す。」

ワークショップ(グループ学習)運営のためのショート・レクチャー→垂 水源之介がお送りする、ワークショップ(グループ学習)運営のためのショート・レクチャーです。ウェブページでも情報が入ります。上映時間11分です。

大学の先生になるには、どうすればよいか?:進路講座(26分)→「大 阪大学COデザインセンターの池田光穂(垂水源之介)が小学校高学年以上の児童・生徒に「大学の先生になるには、どうすればよいか?」ということにお答え します。以前、X市の市立中学校の中二の生徒たちに話した内容の復刻版です。上映時間26分です。」

クレジット:はんだい Survival 術(Arts and Resistances against campus idiots and dummies)あるいは「阪大サバイバル術」

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