かならず読んでください

剽 窃
On Plagiarism of undergraduate students

池田光穂

剽窃とは、他人の考えや主張をことわりもなしに盗むことです。 漢字の剽窃は「ひょうせつ」と読ませます。

剽窃は、英語で plagiarism (プレイジャイズム/ プラジアリズム:発 音[Macmillan Dic.])と表記します。

泥棒が私的財産権の侵害として罰せられるのと同様に、学問の業 界では、他人の考え方や主張をことわりもなしに盗むことは禁じられています。

ただし、剽窃の場合、私的財産への侵害とは多少異なり、実際に 〈具体的な事物〉を盗むことではありませんので、事情が多少異なります。つまり、ある一定のルールのもとで、他人の考えや主張を受けながら、自分なりに発 展させ、学問の世界に寄与するという行為は、学問の世界では賞賛されるべき行為となるのです。

冒頭の〈ことわりとは引用のルールということです。引用の ルールについては類書を参照してください。

コンピュータのない時代は、学生がおこなっていた剽窃とは、図 書館でしこしこと学術書を抜き書きすることでした。これは、今から考えていたら、抜き書きという手作業を通して(結果的に)勉強になったという副産物もあ りました。ちょうど、読書ノートを取るようなスピードで本を再読するようなものだからです。

ところが、インターネットの時代になって、学生はウェブ検索を かけて、ふむふむと該当個所をカット&コピーで、自分のテキスト画面に貼りつけるだけですから、その知的レベルの衰退は顕著です。

他方、元の電子テキストが十分に練られたものであれば、そのレ ポートをチェックする教師は、剽窃の事実を発見することが難しくなります。教師は、学生を信頼することを前提に授業をおこなっていますので、もし、平気で 剽窃をおこなう学生やその常習者がいると、たいへんこまったことになります(例:教師の側のモラル・パニックをおこして、過剰な反動を生む)。

したがって、学生のレポート、タームペーパー、卒業論文、報告 書類などに、剽窃の事実が判明した場合、それを厳罰に処していることをご理解ください。

自 己剽窃→「過去に自分が書いたレポート・ 論文またはその一部を、自分が書いた内容であるからという理由で適切な引用や註釈なしに、他の科目 のレポート・論文に使用することが、自己剽窃にあたります」(https://bit.ly/3jyFqHl

クレジット:剽窃について(On Plagiarism by undergraduate students):インターネット時代の学生の剽窃(ひょうせつ)について考える

林達夫関連

リンク

文献

その他の情報

Copyleft, CC, Mitzub'ixi Quq Chi'j, 1996-2099

池田蛙  授業蛙  電脳蛙  医療人類学蛙