医療と人権
文化人類学の観点から考える 池田光穂(大 阪大学CSCD)
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第186回 日本保健医療社会学会 定例研究会
4. 〈医療と人権〉に関するノーマルな語り方(a)
医療や福祉は、万人が享受されるべき基本的権利である。
世の中にはこの権利を十分に享受していない(その利益から排除された)人がいる。
医療や福祉は「正しく」実行すれば必ずや人を不幸から救済することができる。
医療や福祉に関わる人たちは、不幸な人たちに対しては誠実に付き合い、また不幸を生み出す社会的不正義に対して怒り、それを是正してい かねばならない。
【要点】医療・福祉を実践する主体の問題系がある。
Copyright Mitzubishi Chimbao Tzai, 2006