1. 01　医療と人権
2. 02　海の向こうの戦争・海の向こうの人種差別
3. 03　20世紀・人種概念の特徴
4. 04　〈医療と人権〉に関するノーマルな語り方（a）
5. 05　〈医療と人権〉派の人たち
6. 06　〈医療と人権〉派の思想
7. 07　もうひとつの〈医療と人権〉
8. 08　阪大・医学概論の継承者
9. 09　医学概論を語る歴史的流れ
10. 10　医療を語る主体のサクセッション
11. 11　〈医療と人権〉に関するノーマルな語り方（b）
12. 12　〈医療と人権〉を語る新しい社会的文脈
13. 13　新しい社会的文脈には。新しい着眼点による新しい研 究法を！
14. 14　臨床なになに学とはなにか？
15. 15　実践知＝生き方の研究（田辺繁治）
16. 16　池田の生き方研究双六
17. 17　文化人類学的実践に関する２つの原則
18. 18　まとめ

7.　もうひとつの〈医療と人権〉

医学概論（澤瀉久敬1904-1995)　おもだか・ひさゆき

1904　伊勢市生まれ

1929　京大哲学科卒

1935　仏政府招聘留学生

1937　帰国

1938　京大講師

1941　阪大で医学概論講義

　　　　「医学の哲学」開始

1948　阪大文学部創設